ハラスメントを社内で無くす方法!お客様第一主義を捨てる!?
2020年6月よりパワハラ防止法が施行となりましたが、
社内でのハラスメントはパワハラだけではありませんね。
パワーハラスメントに加えて、セクシャルハラスメント・アルコールハラスメントなど色々なハラスメントが社内では存在します。
ハラスメント自体は、被害としての届け出は増えておりますが実際に認められたものは増えておりません。これが今回のパワハラ防止法が施行された理由の一つにもなると思いますが、少し考え方を変えるだけで圧倒的にハラスメントは減少します。
時間は掛かりますが、かなり有効ですよ。
方法は、
- お客様第一主義を考える
- 孤独を知る。
- 厳しさを知る
この3つを社内で浸透させる事が出来れば、ハラスメントは圧倒的に減ります。
更に、
人は変わる事が出来ない!のでは無くて、
「他人を変える事は出来ない。但し、自分自身が変わろうと思って行動を起こせば変われる」
と言う事も知りましょう!
人は変わらない!
人は、簡単には変わらない。また、人を変える事は出来ないと言われますが、
確かにその通りです。
只、ここからが重要です!
人は変わりませんが、
自分自身が変わろうと思った時には変われると言う事です。
良く年齢を重ねると頑固になると言われます。
言うことを聞かないとも言われますが、他人を動かす事、変える事自体が出来ないのだと言う事を知りましょう。これは、若者でも同じです。
お客様第一主義を考える
お客様が第一と良く言われます。
大切であると言う事は間違いありませんが、自分に取ってのお客様が誰なのかを考えた方は見えられますか?
直接接客をしている方であれば、お客様は目の前にいる方です。では、
経営者はお客様と直接接客をするのでしょうか?
お客様と直接接客をすると言う経営者は少ないと思います。
その経営者にお客様の事を深き聞いても解りません。では、
経営者にとってのお客様は誰でしょう?
そうです。従業員ですね。
役員に取ってのお客様も従業員になります。
ここは非常に大切な事です。
部下を持つと言う事は、直接の顧客と従業員の2つがお客様になると言う事です。
この事をしっかりと理解していれば、ハラスメント自体置きません。
お客様に向かって、見返りを求めますか?さらには失礼な態度や暴言も吐かないのではないでしょうか。
お客様が誰なのかを理解させる。
これだけで圧倒的に環境は改善されますよ!
それでも、幹部からのハラスメントがなくなる訳ではありません。
その理由は、経営者の立場で物事を見る事が出来ていない事が大きな原因です。
孤独を知る。
職位が上がれば上がる程、孤独になると良く言われます。
経営者ほど、孤独なものはありません。
本当に従業員の事を考えている経営者は、孤独の割合も大きいですね。
経営者になると、お金を沢山持っている。独り占めしていると思われがちですが、実は全く逆となります。確かに自由になるお金と言うのは多くあるかもしれませんが、それは会社のために使われるのが殆どですね。
経営者が自分のお金を沢山持ちたいと思った時には、株を売却して株主を増やすと言う事が一番です。しかし、他の株主が重要に考えるのは
自分の利益です。
自分の利益を大切にすると言う事は、目の前のお客様の事はあまり考えません。
経営者から見たお客様である従業員の事は、更に考え難くなります。
その状況で、お客様第一主義は成り立ちませんね。
会社規模が小さいほど、本来であれば直接の顧客や従業員は大切にされていると言う事です。
経営者が株を売却に走った時には、逆の説明になるかもしれませんね。
大切にされたいと思った時には、経営者を大切に思う気持ちも大切です。
まとめ
ハラスメントの被害報告は年々増加しております。
しかし、実際の認定には至っていないのも実情としてあります。
また、ハラスメントとなっても企業側は50万円以下の罰金で済んでしまいます。
ハラスメントを根本から絶やすことは難しいかもしれませんが、
- お客様は誰なのか?
- 経営者の孤独さと厳しさ
これを知る事でお互いが尊重し合うことが出来る様になります。
時間の掛かる事ですが、なければいずれはハラスメントでの企業イメージが業績に影響します。長期的にも実践して置きましょう!