ボランティア活動
ボランティア活動は、非常に大規模は募集と長期間で行っている事をご存知でしょうか?
現在でも東日本大震災の活動は行っておりますが、被災された方々の気持ちを考えて、メディア等では報道されておりません。ただ、被災地では今でも非常に多くの方々に助けられております。
これだけ多くの方々がボランティアに参加されておりますが、参加率で見ると、日本は2008年で24.7%と世界規模で見れば、まだ遠い状態にありますね。現在、日本では殆どが団体に所属していないとボランティアの参加は難しい印象を受けます。寄付は可能ですが、現地でお手伝いする事の暖かさを一度体験すると自分自身も暖かい気持ちになりますよ。
とは言え、一度ボランティアを参加された方であれば、次からは一人で現地に行く事や空いた時間にボランティアに行くと言う事も出来ますが、最初はなかなか行動にうつす事も難しいと思います。ボランティアへ参加して見たいと言う方は、是非参考にして見て下さい。
ボランティアへの参加方法
大前提にあるのが、ボランティアは無理せず怪我をせずと言うのが大前提です。自分が怪我をしたりしては問題外ですね。
ボランティアに参加するには、
- ボランティア保険に加入
- ボランティア災害センターへ行く
- 現地に割り振り、ボランティア実施
以上が大まかな流れとなります。
1.ボランティア保険に加入する
これは、一番最初の段階で最も大切な事となります。折角ボランティアへ出掛けても、保険に入っていない事でボランティアの実施自体を行う事が出来ないと言い事もあります。保険料自体は
4月1日から翌3月31日までの期間で数百円程度です。(7月に入会しても、翌3月31日までです)保険に加入できる場所は、「各都道府県社会福祉協議会」で入会する事が出来ます。
ボランティアを実施する前日までに入会しなければならない為、当日入会は少し無理がありますね。事前までに準備する様にしましょう。
2.ボランティア災害センターへ行く
ボランティア保険に加入したら、その後は実際に目的地のボランティアへ出かける事となります。その時に、現地のボランティアセンターを訪ねて下さい。ボランティアセンターの場所は、こちらも「社会福祉協議会」で知る事が出来ます。その県の社会福祉協議会では、既に活動ボランティアのホームページ自体が立ち上がっておりますので、そこにボランティアセンターの場所は載っておりますよ。ボランティアセンターは、その災害によって必要なボランティアの場所、作業内容を把握されております。ここに行けば、どの様な作業を何時まで行ってほしいとか、実際の場所までのシャトルバスも出ている事が多いので、こちらに行きましょう。
3.現地に割り振り、ボランティア実施
実際にボランティアセンターから活動拠点に向かったら、実際にボランティア開始です。決して無理をせずに自分のペースで行いましょう。慣れていない方は、最初は10分作業を行って、10分休憩位で丁度良いのではないでしょうか。地元の方々とも色々なお話を伺う事も出来ますよ。
必ず用意した方のが良いのは、
- マスク
- ゴム手袋
- ゴーグル
- 長靴(出来れば、流れてきた釘が貫通しない様に靴底に鉄板が入っているもの。)
こちらは用意した方のが安全ですね。マスクや手袋はボランティアセンターに無料で置いてあると言う事も多くありますので、その場合は、そちらで貰いましょう。
炊き出し
トイレや体が冷えてしまった時に炊き出しを用意してくれているボランティア会場も多くあります。こちらは、現地へ行けば、今では「QRコード」を読み込む事で場所を地図表示してくれるので便利ですよ。
まとめ
ボランティアへ行くと、直接現地の方々の声を伺う事が出来たり、他でボランティアによって助けられたと言う方の声を聞く事が出来たり、人としての暖かさに触れる事が出来ます。
水害に合われた方は、柱を残して壁や床、すべてを剥がしてから新しいものと張り替えを行います。高額な費用だけでなく、匂いも消さなければならない為に大変ですが、その土地で生活してきた方々に取っては、ある意味覚悟をされ生活してきたのだと言う印象さえ受けますね。先祖代々から受け継いできたものを、自分の代では絶やしたくないと言う気持ちもある様です。
またまだ、皆さんの力を必要としております。是非、ボランティアの輪を広げていきましょう。