日本組織は凡人大国!凡人が会社を支えて非凡が利益を得る!
世の中には凡人ひと、非凡なひとと様々な個性が集まっています。
会社を支えているひとは、非凡な才能を持っていると思われているかたも多く見えられますが、
実は少し違います。
非凡なかたというのは、どちらかというと組織に所属したがりません。
自由な発想や行動を求めて、単独で行動をされてしまいます。
会社組織では、凡人が会社を支えています。
凡人としての才能が高ければ高いほど出世もします。
この凡人と非凡の違いを知り、
- 凡人の作り方と活かし方
- 非凡としての才能の見出し方
を考えましょう。
凡人には特徴もありますよ。
凡人の特徴
凡人には特徴があります。
凡人の特徴は、
- 論理的な思考。
- 調和を大切にする。
- 時間の無駄に気づかない。
- 真剣過ぎる。
- 将来のことや夢を考える。
- 老後年金などを考える。
- 無理をする。
- 人の好き嫌いが激しい。
- 変化に対応できない。
この様な特徴があります。
日本組織は、意味合いを変えれば凡人を沢山作ることで成り立っております。
会社では、個性や人格を重視するよりも、会社の利益を尊重し会社のために尽くしてくれる人を沢山作る方が利益にも貢献してくれます。
最終的には株主などのオーナーが利益を得られる仕組みになっているという事ですよ。
論理的な思考
論理的に考えるということは組織や周囲にいる方を納得させるためには必要な要素です。
ただ、これから未来のことを考えた時には、先のことは誰にも解りません。
ここで論理的に話をすることは不可能に近いものがあります。
それでも組織では論理的な思考が求められます。
結果としては、その論理を考えるために時間を費やしたり年功序列などの制度が根強く残ったりもします。
論理的思考の強い会社には、古い体質も残っている可能性は否定できないため注意が必要ですね。
論理というのは、はっきり言うと後付です。
成功したあとで、後からでの論理は付けることが可能です。
一つ言い方をかえる分析とも言い換えることができます。
会社組織で仕事が出来るひとは、仕事よりも後付で論理を付け加える能力が高いひとに対して呼ばれることも多いのですよ。
調和を大切にする。
調和を大切にするというのは、忖度(そんたく)も含みます。
相手のことを考えて、相手の思うことを予測して行動や発言をすることは誰にでもある事ですが、これでは本当の顧客には響きません。
- 本当の顧客は誰なのか?
- 誰に貢献するのか?
この2つは会社が存続するためには、絶対に考えなければならないことです。
世の中に貢献することが出来ない会社は将来的は必ず厳しくなります。
潰れる可能性も大きくなりますね。
本音で語ることの出来ない会社では、一時的には成功をすることが出来ても長続きはしません。
忖度(そんたく)する時間も無駄なんですよ。
時間の無駄に気づかない。
この時間の無駄とは、長く働くことをダメだと言っているのではありません。
かけるべき場所には時間をかける事は絶対に必要です。
将来プロ野球選手になりたいと思っている方が、野球の練習に子供の頃から数十時間かける事は無駄でしょうか。例えなれなかったとしても、その時は楽しさもあって、全く無駄だとも思っていませんね。
しかし、好きでもないことを長く続けたりすることは、本人も求めていません。
これは全く無駄です。
時には、本人が気付かずに時間を浪費していることもあります。
前任が行っていたからなどの理由は即刻排除すべきですね。
時間というのは、どんなに優れたひとでも平等に同じです。
無駄な時間をすべて排除することは、成長するためには一番大切なことかもしれませんよ。
真剣過ぎる。
真剣に行うことは大切ですが、時には遊び心も大切です。
楽しくなければ長続きもしないし、次にまたやろうという気持ちにもなりません。
楽しい未来を想像するかた、今行っている困難にも立ち向かうことができます。
使命感よりも、いつ人生を終えても良い様に遊び心は持って取り組みましょう。
将来のことや夢を考える。
自分の将来や夢を考えるとやる気が湧くかもしれませんが、大体のひとは不安になるだけです。
不安になって落ち込むのであれば、考えない方が自分のためです。
けど、ここに気づいていないひとは意外と多い。
将来に不安を感じてやってみたけど、結局成果も上がらず更に不安になる。
この様なことを繰り返しているひとは、会社でも7割位はいるのではないかな?と言う印象ですね。
将来のことなど誰にも解りません。今を一生懸命生きる方が、結果的にその場も楽しく先に進みますよ。
老後年金などを考える。
老後年金を考えることは確かに大切ですが、一つだけ考えなくても良い様にするには、自分で稼ぐ力を身に付けてしまうことです。
世の中に貢献することができれば、稼ぐ力も自然と身について行きます。
会社に依存すると、気がつけば給料などの金銭面に依存する結果にも繋がります。
無理をする。
この無理をするというのは、常にベストなパフォーマンスを提供することです。
無理をして体調を崩すと、折角のビジネスチャンスも逃してしまいます。
考える能力も落ちてしまいますね。
どの様な状況下でも、常にベストなパフォーマンスを発揮できる環境を創り人生を送りましょう。
子供の頃から本番に強い。と言われる子は居ますが、
能力は翌日になったら飛躍的に上がるということはありません。
これは、周りにいる子が本来のパフォーマンスを出せずに弱くなっているために起こる減少です。
本番に強い子は、常にベストなパフォーマンスを出しているだけですよ。
人の好き嫌いが激しい。
人の好き嫌いが激しいひとは、周りの環境や人物に大きく影響されることにも繋がります。
尊敬している人には良い影響を受けるでしょうが、嫌いなひとが良いことを言っても全く逆に捉えてしまいます。
これでは逆効果ですね。
変化に対応できない。
変化への対応は大切と言われておりますが、実際には組織自体の変化への対応は遅れ気味です。
これは、上記に述べてきたことの集まりが組織だからですね。
これからの時代に生き残っていくためには、自分が囚われているものを捨てることです。
プライドや過去の実績も同じですね。
こだわりをすてるとスピードが上がります。
自分に対するこだわりがなくなると、ストレスが全くなくなるのと同様にフットワークが軽くなります。
失敗したらやめて他をやれば良いだけですよ。
まとめ
日本組織というのは、凡人を作る仕組みが出来上がっております。
これは、生産大国であった日本が、物資と同じ様に働くひとにも当てはめているからですね。
その様な工程で、どの様に育てれば、形も歪んでいない物ができるのかを作ることに関しては天才的です。
凡人で終わるのか、何かを成し遂げて終わるのかは自分の行動次第です。
何か行動に起こすことですべてが変わります。
会社や今の環境にこだわらず、外へ飛び出して見ましょう。