- 今月も営業ノルマが厳しいな〜
- 大事な企画発表があるけど、どうやってきりだそう?
- ブログ記事を書いても、なかなか読んでもらえない。
営業マンで営業ノルマに苦戦しているあなた。
企画を発表するときにどうやった話を切り出していいんだろうと悩んでいるあなた。
そんなあなたは『新PASONAの法則』で記事や広告を書いて見ましょう。
どんなにいい商品でもユーザーが抱えている問題や問題解決した未来をイメージできるように提供することが大切です。
新PASONAの法則を身につけると、売れる文章や会話、ユーザーへの問いかけや修正点まで明確にすることができます。
これから紹介する新PASONAの法則は、ビジネスでは必ず使われている文章フレームワークです。
営業に役立つだけでなく、
- コピーライターになりたい。
- これから本業でコピーライターになる。
- 副業でビジネスを始めたい。稼ぎたい。
などの場合にも必ず役立ちます。
ブログやインターネットビジネス、副業など文章や会話で心を動かす仕事にしたいという場合は絶対にこのフレームワークを覚えて使いこなせるようになりましょう。
この記事では、
- 新PASONAの法則を紹介。
- PASONAの法則で変化したこと。
- 具体的な使いこなし方。
この3つを紹介しています。
売れる文章の法則!新PASONAの法則を使いこなして営業ノルマも達成!
新PASONAの法則を簡単に説明すると、
- 読者やユーザーが抱えている問題を明確にする。
- 問題を解決する方法を提案して、解決の結果どのようになれるのかをイメージできるように導く。
これが新PASONAの法則で広告や記事を書く方法です。
具体的にどのようなことかというと、
新PASONAの法則では、問題点を可視化することから始まります。
よくダイエットをしたいという場合でも、いろんな本音が隠されていますね。
本当の悩みは、
- 夏までに友達と海へ行って楽しむためにダイエットを成功させたい〜。
- 健康的に痩せてダイエットを成功させたいな〜。
かもしれません。
「このサプリメントはダイエット効果に期待が持てます」
と書いてもダイエット効果があるのかと理解することはできますが、悩みの解決につながるのかはびみょ〜です。
新PASONAの法則は、読者の本当の悩みや問題点を可視化することから始まります。
- 「夏までにダイエットを成功させたいと思いませんか」
- 「ブログで稼ぎたいけど売れるどころかアクセスもなくて困っていませんか」
など問題点である悩みの確認から始まります。
新PASONAの法則は、2016年に神田昌典氏が発表したセールスライティングの文章フレームワークです。
文章フレームワークやセールスライティングは店舗型の販売であったり時代が変わってインターネット時代のインターネットに特化した販売方法であったり独自に進化してきた特徴も多いのですが、新PASONAの法則はそのどちらにも使うことができます。
営業職などの対面で使うこともできるので是非使いこなせるようになりましょう。
問題点を確認してからがPASONAの法則と新PASONAの法則で文章構成に違いが出て来るので具体的に例題を出しながら解説をします。
新PASONAの法則の文章構成。PASONAの法則との違い。
新PASONAの法則と従来のPASONAの法則で、記事構成の違いを表にすると下記のようになります。
新PASONAの法則 | 従来のPASONAの法則 | ||
P | 問題点を可視化 | 問題点を可視化 | ○ |
A | 体験談などで寄り添う | 扇動(せんどう)。危機感を煽る | ✗ |
S | 解決策を掲示 | 解決策を掲示 | ✗ |
O | 読者のために提案する | ||
N | 条件をあげて絞り込み | 緊急性を煽る。 | ✗ |
A | 行動の背中を押す。 | 行動させる。 | ✗ |
新PASONAの法則は、
- 問題(Problem):問題点を可視化する
- 親近感(Affinity):体験談などで寄り添う
- 解決策(Solution):解決策を掲示
- 提案(Offer):読者のために提案する
- 絞込(Narrowingdown):条件を挙げて絞り込む
- 行動(Action):行動する背中を押す
の6段階で構成されています。
一方で
従来のPASONAの法則は
-
- 問題(Problem):問題点を可視化する
- 扇動(Agitation):問題点を煽る
- 解決策(SOlution):解決策を掲示
- 絞込(Narrowdown):対象客や期間を限定、緊急性を煽る
- 行動(Action):行動させる
の5段階となります。
新旧の違いは、
扇動(Agitation):問題点を煽る
↓
親近感(Affinity):体験談などで寄り添う
ともう一つ
解決策(SOlution):解決策を掲示
↓
解決策(Solution):解決策を掲示+提案(Offer):読者のために提案する大きな違いはこの2つです。
PASONAの法則では扇動(せんどう)を行うことで、このままでは危険ですよと危機感を煽って話をすすめるため緊急性であったり行動させることを目的にしておりましたが、新PASONAの法則では体験談などで寄り添い共感を得るということが一番の違いです。
共感を得るため、最終的には行動させるのではなくて行動の後押しをするのが目的になりますね。
PASONAの法則の具体的な使いこなしかた。従来のPASONAとの比較も紹介します。
具体的に先程のダイエットを文章で書きながら比較して見ましょう。
新PASONAの法則では、
P | 問題点の可視化 | 夏までにダイエットを成功させたいと思いませんか? |
A | 体験談で寄り添う | 私も毎年同じことで悩み、結局厳しい食事制限や筋トレで長続きせずに挫折を繰り返していました。 |
S | 解決方法を掲示 | そんな時に基礎代謝を上げてカロリー消費を増やす方法を知り、食べながらでもダイエットに成功しています。 |
O | 読者のために提案 | 基礎代謝をあげるために効果的で1日3分で終わるトレーニング方法を紹介します。 |
N | 絞り込み | 年配のかたでも無理なくダイエットができるように基礎代謝が上がりやすい「太もも・お尻・背中」に分けたトレーニング方法です。 |
A | 行動を後押し | 今まで長続きしなくても1日3分だけトレーニングを行って見ましょう。 |
これが一例ですが新PASONAの法則でダイエットについて書いた時の文章です。
PASONAの法則では緊急性を煽ることになるので
P | 問題点の可視化 | 夏までにダイエットを成功させたいと思いませんか? |
A | 扇動・危機感を煽る。 | たるんだお腹では恥ずかしくて海へも行けないし外出も嫌になってしまいますね。 |
S.O | 解決方法を掲示 | ダイエットを成功させるためには基礎代謝が高い筋肉を鍛えることから始めましょう |
N | 緊急性を煽る。 | 今からダイエットに取り組まないと、夏に間に合わなくなってしまいますよ。 |
A | 行動させる。 | 時間はたったの3分だけ。誰にでもできるのですぐに行おう |
これがPASONAの法則で書いた一例です。
どちらも良く見る文章のテンプレートではないでしょうか。
新PASONAの法則は、いろいろな場面でのセールスライティングに使われています。
インターネットの世界に限らず店頭でも使われていることが多いので、どんな使い方をしているのかを見てみると勉強にもなりますよ。
知って活用できるようになるとバリエーションも増えて来ます。
まとめ
新PASONAの法則は、セールスライティングで定番の文章フレームワークです。
インターネットの世界だけでなく、店頭や対面での営業トークでも使われています。
文章の構成は、
- 問題(Problem):問題を可視化する
- 親近感(Affinity):体験談などで寄り添う
- 解決策(Solution):解決策を掲示
- 提案(Offer):読者のために提案する
- 絞込(Narrowingdown):条件を挙げて絞り込む
- 行動(Action):行動する背中を押す
の6段階で構成されています。
従来のPASONAの法則は扇動(せんどう)して読者にユーザーに危機感を煽りすぐに行動させようとしていたのに対して、新PASONAの法則では共感をすることで行動の後押しをするというのが大きな違いです。
この共感というは、実は信頼性や権威性の上昇にも繋がるんですよ。
この方法を知って練習を行うと、テレビや店頭の広告などさまざまな場面で親近感や提案のしかたなどを学ぶことができます。
幅を広げていくと売れているキャッチコピーの流行りも知ることができますね。