物価の上昇が続いていますね。
- 物価は上がっているけど給料は上がらないので厳しいと感じているあなた。
- これからも物価は上がり続けるのかな?どうなるんだろうと不安なあなた。
電気代も上がって食料品などの普段使うものまで値段があがると生活にも影響しますね。
景気が良くなっているのかと思っても実際に給料が増えている訳でもないので実感がないという話しもよく聞きます。
最近はニュースでも円安やドル高、さらに海外では金利上昇の話しも出ておりますが、
その中でトヨタ自動車は過去最高収益など凄いニュースも飛び込んできます。
物価上昇が続く日本ですが、少なからず円安や海外での金利上昇の影響も受けているんですよ。
- 円安はどうなる?ドル高は続くの?
- 日本の株価はどんどん下がっているけど、これからどうなるの?
これからは資産を増やすよりも資産を守る時代です。
資産を守るために基礎知識として
- 物価上昇と雇用の仕組み
- 円安ドル高が起きている理由。
この2つを理解しましょう。
経済の基本的なしくみも理解できますよ。
円安ドル高!円よりも米ドル!これからどうなる?結論自分の財産を守りましょう。
大前提は自分の財産は自分で守る。自分の身は自分で守るのと同じですね。
そのために知識をしっかりと身に着けて守れるスキルを身に付けましょう。
日本経済が不安定な状態が続いておりますが、今後の見通しも全くたっていない印象です。
全く見通しが立っていない理由としては
- コロナがどうなっていくのかわからない。
- 円安がどこまで進むの?
- 物価上昇はどこまで続く?
このような不安が大きいのではないでしょうか。
世界経済や日本の経済自体をコントロールすることは一般的に行うことはできません。
それでも経済状況に合わせて自分自身をコントロールしたり守ることはできます。
投資を進められているケースも多くありますが、投資で資産を増やす考えよりも資産を守ることを考えましょう。
そのためには、基本的な経済事情は知っておきましょう。
初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール【DMM FX】
物価上昇と雇用のしくみ
物価上昇は需要と供給のバランスが大きく影響しています。
みんながほしいと言っている商品は高くなりますね。
手作り生産など限定であったり生産量が少ない商品も価格が上がります。
農産物でも豊作でたくさん作ることができれば価格は下がってしまいます。
基本的な考えは、
- みんながほしいと求めると物価は上昇します。(需要が増える)
- 生産量が少ないと物価が上昇します。(供給が少ない)
このような理由で物価は上昇しやすくなります。
では物価上昇を抑えるためにはどうしたら良いのでしょうか。
- 生産量を増やしてたくさん作る。(供給を増やす)
- みんなのほしいと思っている欲求を抑える。(需要を減らす)
この2つが結びついてきます。
少ない生産量をたくさん作るためには雇用が結びついて来ますね。
企業側から見るとたくさん売れるなら雇用を増やして大量生産。そして利益を上げようと考えるのは普通のことです。
金利があがると誰でも貯金したくなるのではないでしょうか。
金利が高いうちに預けて増やそうという欲求で需要を抑える訳です。
雇用が増えてくるということは、それだけ求める人も多くなっているので景気は回復傾向となります。
景気が減退していくと失業が増えますね。
誰もいらないと言っているのに作る必要はありませんね。
そうなると失業者が増えることにもなります。
投資を行っている方々が雇用や失業率を見ているのも景気が本当に良くなっているのかを判断するためなんです。
株などは景気がよくなっていれば企業が成長しているので上がりやすくなります。
一方で景気が悪くなると倒産する企業も増えて来ますね。
売れなくなったり求められなくなると景気自体も減退していきます。
こうなると株価は下がって行きます。
物価上昇と好景気の流れの一例は、
このような流れとなっています。
いい流れのように感じますが資源にも限界があるので、いつかは物価上昇に歯止めが効かなくなってしまいます。
日本では物価がどんどん上がっていますが、これは景気がいいからでしょうか?
結論からいうと少し違いますね。
日本の物価が上がっている理由の一つに円安が影響しています。
円安が起きている理由を知ると財産を守ることも可能
日本は物資を輸入に頼っている国ですが、円安になると輸入している物資の価格に必要な円がたくさん必要になります。その結果、原材料費が上昇するため商品自体の価格も上がってしまいます。
ではどうして円安が起きているのでしょうか。
米国では雇用の増加から景気は上昇していると現在金利を上げています。
米国の米ドルで金利があがるということは、米ドルを預けると大きな利息を受取るチャンスとなるのでドル買いが進みます。
多くの方が米ドルを求めればドルの価値がさらに上がって行きます。
日本の経済政策では金利は停滞となっています。
この結果、円を売って米ドルを買う。という円安が続いているという訳です。
米国では2023年が終わるまで金利を下げることはないと発表もしています。
経済的な状況を見ながら、維持したり上げたりを繰り返すということです。
金利をあげることで米国経済に起きる現象
米国で金利をあげると米経済がよくなるというより少しブレーキがかかるのではないでしょうか。
金利を上げるのは景気に左右されます。
好景気で物価が上昇すると物価を下げるために金利をあげます。
金利が上がると物欲よりも預けて金利を得たほうがよくなるので購買意欲は下がりますね。
購買意欲が下がると物資が余ってきます。その結果売れなくなって景気後退となりますが、景気が後退すると企業の収益が悪化するため
企業の成長も止まってしまいます。
現在米国株が下落している理由もこの原因があるのですよ。
米国経済と米株価が後退する世界に広がって行きます。
これが現在世界で起きている経済状況の一つです。
自分の財産を自分で守る方法
自分の身は自分で守る方法の一つに米ドルを持つという方法があります。
この場合米ドルでは86,956ドルです。
現在は140円ほどまでドル高が進んでいるので、1,000万は71,428ドルです。
すでに差額分の15,708ドルも損しているんですよ。
日本円で計算すると2,199,120円の損害です。
円安と聞いて直接損害がないように感じますが、わずか1年足らずで20220年1月に115円だったのが140円まで上昇しています。
日本国も決して日本円だけを持っている訳ではありません。
各国の通貨を保有しています。企業も同じですね。
これと同じ様に米ドルを持つという選択を入れてもよいかもしれませんね。
日本だけで暮らしてきた場合、あまり馴染みはないかもしれませんが1,000万の貯蓄があったとします。
海外から見ると、これだけの金額差があるんです。
普段私生活で使用しているもので輸入に頼っている物資は、この金額が少なからず影響しているんですよ。
まとめ
物価がどんどん上がっていますが、その理由は
- 海外の金利上昇。
- 金利上昇によるドル高円安
- 輸入物資の高騰
少なからずこの流れが影響をしています。
海外の特に米国では雇用も上昇しているため経済は安定していると予測をしています。
物価自体も上昇しているため、物価上昇を抑えるために金利の利上げを行っていますね。
この金利の利上げはいつまで続くのかというと、2023年が終わるまでは下げないと発表をしています。
それまでは段階的に利上げは実施するようです。
米国の金利が上がるとドル高に繋がります。
ドル高になると輸入する物資の価格が日本円にした場合にはすごく高くなってしまいます。
日本に住んでいる間は影響が無いように感じますが、輸入物資は小麦粉などの生活用品にも大きく影響しています。
これからドルが上がり続ければ、将来的には日本円自体の価値も下がってしまいますね。
今では日本円で1,000万円を持ってると140円でドルでも、ドルが160円まで上昇すると62,500ドルの価値しかなくなってしまいます。
もしドルを持っていたなら、日本円で計算した場合資産は増えることにもなります。
コロナが発生したときには楽天証券の口座開設が増えたように、今後は外貨取引が増えるかもしれませんね。
早めにドルを持てばそれだけリスクも低く始めることもできますよ。