文章の書き方基本講座!国語が苦手でも基本構成を理解すると文章力が身に付きます。

ライティング方法 記事の書き方
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国語が大の苦手だったあなた。
計算などは得意だったけど、文章は読んでいると眠たくなってしまうということもありますね。

友達からは面白い文章と言われるんだけど、

  • ブログではアクセスも集まらない。
  • 読んでもらえない。
  • 書き方が良くわからない。

このようなときは文章の基本パターンを身につけましょう。
基本パターンを身につけると、見やすくて伝わりやすい文章が短時間で書けるようになります。

文章の基本パターンは大きく分けて7パターンです。
「ベストセラー本」のタイトルや魅力的な記事タイトルって、書き始めたときからあったと思いますか?

そうなんです。必ずタイトルが先に決まっているというわけではありません。
文章には構成があります。

文章の構成にはデザイン性も含まれますよ。

  • 文章だけの新聞の見出し。
  • 新聞に折込まれるチラシの見出し。

それぞれ目が引いてしまうのも、実は文章構成の力が働いています。

文章の構成や型を知ると

  • 伝えたいことが明確になる。
  • 正確な情報を伝えることができる。
  • 情報の過不足がなくなる。

というメリットが読者満足の向上にもつながります。
読者満足が上がればアクセスが増えたり成果にも影響しますね。

文章の基本パターンを身につければリライトのときにも役立ちます。
ビジネスの場ではメールや案内文の作成にも役立つので身につけて損はありませんよ。

文章の書き方基本講座!国語が苦手でも基本構成を理解すると文章力が身に付きます。

文章の書き方で基本パターンはたったの7つです。
誰でもこのパターンを使えば見やすい文章が書けるようになります。

  1. 文章はシンプルに書く
  2. 型を身に付けて伝わる文章を書く
  3. 文章のデザインは余白と漢字、ひらがなのバランス
  4. 文章は読み直しが大切
  5. わかりやすい言葉を選ぶ
  6. 比喩やたとえ話を積極的に使う。
  7. 接続詞を正しく使う。

この7パターンを紹介して行きます。

中でも、文章の型とデザインは知っているだけで記事を書くスピードも速くなります。
記事のリライト方法も身に付きます。

文章はシンプルに書く。

文章をシンプルに書く理由は、内容をしっかりと伝えるためです。

  • 文章で余計な文字は消す。
  • 文の長さは60文字以内を目安にする。
  • 一文でワンメッセージにする。

この3つを心がけて伝わりやすい文章を書きましょう。

読者は文章を全部読むとは限りません。
むしろ、飛ばし読みや部分的に読むと考えたほうがいいですね。

長くて見にくい文章になると誤解を招く場合もあります。
文章が長くなる場合には、2つの文章に区切ることも大切です。

 

例えば、
今日の会議は11時から新しいプロジェクトの打ち合わせを行います。

ではなくて

 

今日の11時から会議は行います。
内容は新しいプロジェクトの打ち合わせです。

などと書きます。
文章を区切ると、一つの文章で読者へ伝えたいことの予測がしやすくなります。

✔ 主語と述語を近づける。
✔ 短文に区切る。
✔ 長い文は短文にして一文でワンメッセージを心がける。

この3つのポイントを心がけて伝わりやすいシンプルな文章を書きましょう。

見出しで内容を端的に伝えると更に効果的です。

型を身に付けて伝わる文章を書く。

文書にはたくさんの型があります。
基本的な文章の型は逆三角形型で「結論が先、説明があと」となります。

文章の逆三角形

見出しや記事タイトルと合わせると記事構成の幅も広がります。
左側の図は、タイトルから導入文、本文の流れです。
右側の図は、実際に本文で使う逆三角形型の構成です。

\文章を読んでもらう前段階の導入文は超大切!ここでも結論が先です。/

導入文(リード文)の書き方を覚えよう!記事の本文を読んでもらうためには大切です!

型を身につける理由は、

  • 書く順番で悩まない。
  • 書くスピードが上がる
  • 情報の過不足がなくなる。
  • 論理展開が破綻しにくい。
  • 結論がはっきりする。

このようなメリットがあります。

特にブログやSNSなどの読者は早く答えが知りたいために、結論を先に欲しがります。

説得力が増す文章の型はプレップ法と呼ばれ、「結論、理由、具体例、結論」の順で文章を書きます。

\プレップ法(PREP法)を詳しく知りたいかたはこちらの記事で紹介しています。/

ブログ初心者の記事の書き方!結論から書くPREP法を使おう!アクセスも増えやすいです。

論文では「序論、本論、結論」の順が一般的ですが、論文の場合は結論にたどりついた過程が大切になるため少し注意が必要です。

 

結論から先に書くと、文章を短くするときに後ろから削除する場合に結論を削除することがありません。

思いついたこともメモに書き留めるだけで型を知っていれば記事にもできる。
メモに取る癖をつけると文章もかけます。
通勤やベッド、トイレなどいつでもメモを取れる工夫をしておくとアイデアはたくさん出てきますよ。

差が出る「書き出しの6パターン」も身につけよう

  1. 会話や音から始める
    「昨日いただいたりんご」「カリカリっと猫が扉をひっかく」
  2. タイトルと逆を書く
    「字のないはがきというタイトルと逆に筆まめの父など」
  3. 動きのある状況シーンから始める
    「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」
  4. 疑問を投げかける
    「健康診断を受けるのは体にいいのだろうか?」
  5. 格言・名言を使う
    「アップル創業者のスティーブジョブスが言った。人生最後の日だと知ったら今やっていることをやるだろうか」
  6. 短文で言い切る
    「吾輩は猫である」

文章も見た目が大切。

文章は見た目も大切にしましょう。
ごちゃごちゃと文字だけ並んでいると読む気が失せてしまいます。

見た目を整えるためには、

  • 余白で読みやすい印象にする。
  • ひらがなと漢字のバランス。漢字が2・3割でひらがな8・7割

この2つができると文章にリズムが出てきます。
画像を使うことも大切です。

余白を作ったり画像を使う理由は、本を読む習慣がなくなっています。
社会人が1日に平均する勉強時間は8分とも言われていますが、そのなかで文字ばかりの文章だと誰も読まなくなってしまいますね。

そのために見た目を大切にして読者が入りやすい文章を心がけることが大切なんですよ。

方法は、

✔ 余白は改行で作る。
✔ 漢字をひらがなにした方がよい文字は記者ハンドブックで調べる。

同じ単語や言葉を繰り返さないことも大切です。

文章は何度も読み返して練り直すこと

文章は一度書いて終わりではありません。
何度も読み返して見返すことが大切です。
ただし、それで記事投稿を遅らせてしまうということがないようにしましょう。
記事自体は、100%完成していなくても問題ありません。
インデックスされるのにも時間がかかるので、60〜80%くらいの完成度で投稿は行いましょう。

読み返しを行う理由は、

  1. 誤字脱字のチェック
  2. 文字を付け加えたり削ったり読みやすくする。
  3. 情報に間違いがないかチェック
  4. わかりやすい表現に変更する。

この4つですが、

見返すときに

  • 時間をおいて読み直す。
  • プリントアウトして読み直す。
  • 声に出して読む
  • 他人に読んでもらう。(手を加えてもらってもOK)

この方法で行うと客観的に自分の記事を見直すこともできます。
声に出して読むと、意外と自分でも読みにくかったり意味がわからないと感じるときもありますよ。

✔ 情報に間違いはないか。論理破綻をしていないか。
✔ 文字を削って文を短くする。
✔ 改行で余白を作る。
✔ 誤字脱字をチェック
✔ 句読点を適切に打つ。
✔ 漢字とひらがなの比率は適切か。
✔ 表記と用語を統一
✔ 差別用語など不快をともなう表現を避ける。
✔ 主語と述語の関係を見直す。
✔ 重複表現を避ける。

見返すときは、この10項目は必須ですね。

わかりやすい言葉を選ぶ

文章は伝えるためには読者の気持ちに立つことが一番大切です。
難しい言葉を使うと言葉の意味を調べるために読者が他のサイトへ行ってしまいます。
自分のサイト内で完結したほうが離脱の原因も抑えることができます。

  • 難しい言葉を簡単な言葉に置き換える。
  • 専門用語は補足説明や解説を入れる。
  • 簡単な言葉を雑に扱わない。

「聞いたことがあって、なんとなく意味が想像できるな〜」
など、言葉に対する曖昧さを無くすのがポイント。

例えば
コンプライアンスは法令遵守
リテラシーは知識や教養

と言い換えて、わかりにくいカタカナ語を日本語になおすこともおすすめです。

ビジネスの場面や根拠を示す場合には数字も使いましょう。

比喩やたとえ話を積極的に使う。

比喩やたとえ話を使うと印象を強めたり、知らないことでもイメージとして伝えやすくなります。

  • 直喩、隠喩、擬人法の3つを活用
  • より強い印象を与えたいときは「隠喩」
  • 知らないことは知っていることに例える。

この3つを使い分けるだけで印象が強くなります。

 

直喩の例、

  • 深い話→まるで海のように深い話。

隠喩の例、

  • 彼は繊細だ→彼はガラスの心を持っている。
  • 社員は大切→社員は家族だ。

擬人法の例、

  • 花が咲き鶏が鳴く→花は笑い鳥は歌っている。
  • エンジンの調子が悪い→エンジンが悲鳴を上げる。
  • 火山の噴火→火山が怒っている。

より強い印象を与えるときに隠喩がより理由で、直喩と隠喩で比較をすると

直喩:子供がまるで天使の様な笑顔を見せた。
隠喩:子供は天使の笑顔を見せた

会社の業績や決算書など、はじめて触れることや実際にわからないことに触れるときには、学校の成績表と同じですよ。
と例えるとイメージがしやすくなります。これが知らないことを知っていることに例える方法の一つですね。

\普段の会話でも痛い人にならない擬人法の活用方法も紹介/

実は真面目な人や会社員ほど苦手!?比喩や擬人法で表現を豊かにしよう!

接続詞を正しく使う。

接続詞というのは「〜なので」「〜だから」「また〜」などの言葉です。
この接続詞を正しく使えないと、どの文をつなげているのか主語と述語がわからなくなったり文章が長くなってしまいます。

  • 接続詞は使いすぎと使わなさすぎに注意
  • 逆説のときは必ず使う。

この2つを心がけましょう。

接続詞が順接の場合は意味が変わらなければ削除する。
逆説のときは使った方が意味の理解がしやすい。

例えば、

順接の例だと、
今日は仕事が休みだ。だから、部屋の掃除をしよう。
→今日は仕事が休みだ。部屋の掃除をしよう。

「だから」という接続詞がなくても意味はつながりますね。

逆説の例では、
彼は毎日ブログを5時間やっている。それなのに成果につながっていない。
彼は毎日ブログを5時間やっている。成果につながっていない。

逆説では始めの「それなのに」があったほうが意味がわかりやすくなります。

逆説の場合には予想できないことが書かれるので接続詞をつけたほうのが理解しやすくなりますよ。

✔ 最初は接続詞をつけて書く。
✔ 削れる接続詞がないかを考える。
✔ 迷ったときは残す。

この方法で接続詞は簡単に減らすことができます。

まとめ

文章を書くのが苦手でも、文章を書く基本パターンを知って実践してしまえば
簡単に速く文章を書くことができます。

しかも、何度も書き直しを行うと情報の過不足にも気づき読者満足も上がります。
文章の基本パターンは、

  1. 文章はシンプルに書く
  2. 型を身に付けて伝わる文章を書く
  3. 文章のデザインは余白と漢字、ひらがなのバランス
  4. 文章は読み直しが大切
  5. わかりやすい言葉を選ぶ
  6. 比喩やたとえ話を積極的に使う。
  7. 接続詞を正しく使う。

この7つです。

方法は、

  • 余計な文字を消して短文で書く。
  • 文章の型を身につけて結論から書く。
  • 余白やひらがなと漢字のバランスに注意する。
  • 読み返しを行う。
  • 難しい言葉には解説や説明文を入れて離反を防ぐ。
  • 比喩やたとえ話を使って強調する。
  • 接続詞は逆説で使い、順接はなるべく消す。迷ったら残す。

この方法で書きましょう。

記事などリライトや書き直すときにも役立ちます。

読み返しや記事を練り直すときには

    • 時間をおいて読み直す。
    • プリントアウトして読み直す。
    • 声に出して読む
    • 他人に読んでもらう。(手を加えてもらってもOK)

と客観的に見直すこともできます。

読み直しやリライトで文章を書き直す場合には、

✔ 情報に間違いはないか。論理破綻をしていないか。
✔ 文字を削って文を短くする。
✔ 改行で余白を作る。
✔ 誤字脱字をチェック
✔ 句読点を適切に打つ。
✔ 漢字とひらがなの比率は適切か。
✔ 表記と用語を統一
✔ 差別用語など不快をともなう表現を避ける。
✔ 主語と述語の関係を見直す。
✔ 重複表現を避ける。
この10項目を確認しましょう。
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