全くの初心者でブログを始める場合、何をどうやってブログの運営を行っていけばいいんだろうと思われるかたは少なくありません。ほとんどの場合が、取りあえずブログを書いて知識を高めながら継続をして行こうというのがパターンではないでしょうか。
ボク自身も始めてから勉強のスタイルでしたが、やっぱり時間は掛かりました。
ブログの運営に近道はありませんが、それでも道筋だけでも知っておくと次に繋がりやすい覚え方や勉強の仕方もあります。
この記事では、一通りどのような道筋でブログ運営を行っていくと月間のPVが1000位は行くだろうというのを道筋に紹介しています。
これができるからと絶対に1000PVが達成できるとは限りませんが、出来なければSNSなどで強烈なフォロワー数がいない限り行くことはないでしょう。
道筋を知っても、一つ一つを積み上げることには変わりありませんが、未来をイメージすることはできるようになると思います。
中長期で目標を定めて記事を書いて行きましょう。
ブログ初心者が行う事!文章の書き方とサイト分析!初期設定も大切です。
ブログをこれから始める方は色々な知識も身に付けていくことになると思いますが、あとから身につけるよりも始めから取り組んでいた方が圧倒的に有利な点がいくつかあります。
結論からいうと、
- ブログ記事の書き方
- 誰に何を伝えるのか読者優先で記事を書く。
- 競合ブログをスマホでチェックすると後発者有利が使える。
- 内部リンクの重要性
- サイト設計は超重要
- 無料ブログと有料ブログはどちらを選ぶ!?
- Googleアナリティクスとサーチコンソールは導入!
- WordPressプラグインのおすすめ
- その他の導入ツール
この9項目は最初から行っておいた方が圧倒的に有利です。
というよりも出来ていない場合には最終的にやり直しということもあります。
WordPressを利用しているかたや利用を予定しているかたには、最初に導入しておいた方が良いプラグインも紹介しているので参考にしてください。
この記事ではブログを新しく始めて3ヶ月以内のかたや、3ヶ月を超えても結果が出ずにアクセスが集められないかたを中心に記事の書き方や見直し方法を中心に紹介しています。
下の項目に該当するかたは全くの初心者とは異なるので読まなくて構いませんよ。
- 文章は、「結論」「理由」「具体例(根拠)」「まとめ」の順で書いている。
- サイト設計も万全で競合のブログもチェックしている。
- Googleアナリティクスとサーチコンソールを使っている。
- 自分のブログサイトのセキュリティーも万全。
- 月間PV3,000を超えている。
- 検索順位チェックツール(GRCやRankTrucker)を使っている。
この6項目がクリアできていれば次のステップへ進みましょう。
ブログ初心者といっても、どのレベルが初心者になるの?
と疑問に思うかもしれませんが運転免許の初心者マークと同じですね。
1年未満は特に注意して見ましょう。
えっ!1年未満!?
そうなんです。ブログはアクセスを集めることができて発信力などのコンテンツとして効果を発揮します。
- これからブログを始める。
- ブログをはじめて3ヶ月以内
- 月間PVが3,000以内
この3つの内のどれかに該当するようであればブログ初心者と自覚したほうがいいですよ。
とはいっても月間PV3,000は意外と壁は厚いかもしれませんね。
何かのきっかけで月間PV3,000を超えることができれば、10,000を目指しましょう。
10,000を超えることができれば、晴れてビギナー卒業になるのではないでしょうか。
ブログ記事の書き方は結論から先に書こう!
ブログの記事の書き方は
- 結論「Point」
- 理由「Reason」
- 具体例(根拠)「Example]
- まとめ「Point」
この順番で書きましょう。
アルファベットの頭文字を取ってPREP法とも呼ばれていますが、
WEBサイトで記事を書くためにはこのPREP法で書くことが非常に有効です。
ブログもWEBサイトですよね。
この順番で書かれていないと結論がわからなくなってしまうため、他のサイトへ移動してしまいます。
例えば、
この本は良い本です。なぜならこんな理由があるからです。
と書かれている文章と、
この本はこのような内容が書かれていてと感想から述べられると、結局良かったの悪かったの?
となってしまいますね。
ブログのメリットは不特定多数の情報から自分の記事を選んでくれるメリットもありますが、逆にたくさんの情報があるために読者は納得の結果がすぐにわからないと他のサイトへ移動してしまいます。
これでは自分のサイトを折角訪れてくれたのに勿体ないですね。
まずは記事内にとどまってもらうために結論から先に書きましょう。
文字数は、2,000から5,000文字くらいを目安にすると良いと思いますよ。
この文字数はどれだけの文字数が良いということは言い切れません。
多ければ良いというものでもありませんが、なるべく専門用語を使わずに初心者へわかりやすく伝えようと記事を書くと文字数は多くなってしまいます。
こちらも例をあげると
- お花に水を上げてください。
- お花に水道水でかまわないので土が湿っている程度に水を上げてください。
この2つでも大きく違いますね。
読者のことを考えてわかりやすい説明を心がけると文字数は増えてしまいますが、なるべくわかりやすく伝えましょう。
ブログ初心者の記事の書き方!結論から書くPREP法を使おう!アクセスも増えやすいです。はこちら▶▶▶
誰に何を伝えるのか読者優先で記事を書こう!
誰に何を伝えるのか読者優先で記事を書くためには、読者がどんなことで悩んだり疑問に思っているのかをイメージすることが第一歩ではないでしょうか。
読者の悩みを知るためにはキーワード検索ツールを使いうとイメージがしやすいかもしれませんね。
キーワード検索ツールを使う理由は、実際に読者が疑問に思ってGoogleで検索を行っている結果が表示されるからです。検索ツールはラッコキーワードが有名ですね。
例えば、検索ツールのラッコキーワードを使って「ブログ」と検索すると、
- ブログ 始め方
- ブログ 収益化
- ブログ おすすめ
などたくさんのワードが出てきます。
これが実際に読者が検索を行っているキーワードとなるため、悩みや疑問と同じですね。
この悩みや疑問を解決して読者満足を上げることが大切なんです。
詳しいキーワードの選びかたは、サイト設計と合わせて考えることが大切ですよ。
サイト設計の説明の後に、詳しく開設のリンク記事も紹介しています。
ブログ初心者が陥りやすい罠!ユーザーファーストが基本中の基本です。はこちら▶▶▶
競合ブログをチェックすると後発者有利が働く
競合ブログをチェックすると後発者有利が働く場合があります。
この後発者が働く理由はサイトの構成が良くわかるからですね。
- どんな記事を書けば良いのかな?
- どんな構成になっているんだろう?
- 関連記事はどんなものを使ってるの?
など、いろいろなことがわかります。
全く同じ構成というわけには行きませんが、その中で自分のオリジナリティーのものを追加していくと質の高い記事が書けるのではないでしょうか。
ここでもう一つのポイントはスマホで見るということです。
自分のサイトも競合ブログもスマホで見ましょう。
現在ほとんどの読者はスマホでサイトを訪れます。
7割から8割がスマホかタブレットになるため、スマホでどのように表示されるのかを確認しましょう。
このようなことは後発者有利の特権ですよ。特権は有効に活用することが大切ですね。
それでも先駆者有利もあります。
先駆者有利は、ニュースでも1番最初に発信するとたくさんの方が見てくれますね。
これと同じです。
ブログには先駆者有利と後発者有利があります。
後発者有利を働かせるためには、競合のブログをチェックしましょう。
内部リンクの重要性
内部リンクというのは、記事と記事を結びつけるためのものです。
記事内で説明が不十分であったり、もっと詳しく説明するときに使います。
この内部リンクを使うと記事の質が上がりやすくなります。
記事同士を内部リンクで結びつけると、より深い内容を紹介することもできる様になりますね。
すべて一つの記事で書こうと思った時には、内容が薄くなるか物凄く長い記事になってしまいます。
あまり長すぎる記事だと逆に読者が離れてしまう場合もあるので適度に区切る必要もあります。
そのため内部リンクでつなぎながら内容を濃くしていくことが必要ですよ。
サイト設計は超重要
サイト設計は重要ですが、全くの初心者は行っていないひとも多いようです。
ただ本気でブログを始めようと考えた場合にサイト設計は行ったほうがいいですよ。
記事の見直し時期は必ずやってきます。始めからサイト設計を行っておいたほうが、見直しの時にも圧倒的に有利になります。
記事が増えた時にサイト設計を行うとかなりメンドイ結果にもなります。
始めにしっかりとサイト設計を行って記事を書いていくと無駄な記事がなくなり内部リンクも無駄なく記事から記事へ誘導することもできます。
サイト設計の方法はキーワード検索ツールを使いながら、読者が次にどんな悩みを抱えて検索を書けているのかを知るとできます。
サイト内の地図と同様になるので地図なしで記事を書くよりも地図はあったほうがいいですね。
サイト設計の始め方!難しく考えずにキーワードから読者の悩みを解決しよう!はこちら▶▶▶
Googleアナリティクスとサーチコンソールは導入!
ここまでは記事について初心者のかたが実践してほしい方法を開設してきましたが、
ここから先はセキュリティーと分析をするために最初に入れておいたほうが便利なアイテムを紹介して行きます。WordPressでブログを始めるかたは必見です。
WordPressでブログを作っている場合、ほとんど入れているのではないかと思いますので活用できるように始めからいれていおきましょう。
まずは自分のサイトを分析するために
- Googleアナリティクス(主にサイト全体の分析)
- サーチコンソール(主に記事自体の分析)
は必ず入れておきましょう。
Google アナリティクスでは自分のサイトへどれだけのアクセスがあったのかを知ることができます。
さらに時間やPCなのかスマホなのかなどのアクセス解析も出来ますよ。
将来的に広告収入を得たいと考えているときにも必要ですね。
サーチコンソールは記事自体を分析するために必要です。
記事のエラーはもちろんですが、どんなキーワードから入ってきたかなど記事の人気までわかります。
Googleアナリティクスとサーチコンソールは必ず入れましょう。
初心者の方はサーチコンソールへサイトマップの登録も忘れないようにしてください。
このサイトマップは、Google用と読者用の2種類用意することが大切です。
Google用は不定期で廻ってくるGoogleのクローラーに対して用意するサイトマップとなります。
サイトは、クローラーと呼ばれるロボットがサイト内にどんな内容があるのかを把握してGoogleのサーバーに情報として記憶されます。WordPressを利用しているかたは、プラグインでXML Sitemapsが有名ですね。
このプラグインは必ず入れておきましょう。
WordPressのおすすめプラグイン
WordPressを利用されているかたへのおすすめプラグインは6つあります。
- XML Sitemap & Google News(Google用サイトマップ)
- Show Article Map(サイト内可視化ツール)
- Akismet Anti-Spam(スパム対策)
- BackWPup(サイトのバックアップツール)
- Edit Author Slug(投稿者スラッグ対策)
- SiteGuard WP Plugin(ログインIDの複雑化)
この6つのプラグインは、サイト分析とセキュリティー強化に使うプラグインとなります。
すべてに言えることは、初めに入れてしまえばその後は何もしなくても大丈夫だということです。
はてなブログなどの無料ブログを使う場合には、運営元がセキュリティー対策を行うので問題はありません。
セキュリティー対策は、WordPress自体は有料ブログでは使われている頻度も高いためその分ハッカーに狙われやすくなっています。ハッカーからブログを守る理由は、自分のサイトを乗っ取られないようにすることですね。
ログインのIDを複雑にしたり2段階認証にしたりすることでセキュリティーを強化することが出来ます。
また万が一ファイルなどが壊れてしまった時のためにバックアップをとっておくことも必要です。
自分のサイトが壊れてしまったり、表示がされないという状態になってもバックアップを取っていれば復元することは可能です。万が一に備えてバックアップのプラグインも入れて置きましょう。
分析ツールは非常に大切です。
サイトマップやサイト内を可視化するツールは、最初に入れて使い方にも慣れて置きましょう。
Googleのクローラーが巡回してサイト内の情報を記録(インデックス)するためには時間がかかります。
3ヶ月くらいはかかるため、最初に入れてしまえば3ヶ月後には記事が記録されます。
途中でサイトマップを登録すると、そこから3ヶ月後に登録される結果にもなってしまうので時間が勿体ないですね。初めにサイトマップの登録などは行ってしまいましょう。
XML Sitemap & Google News(Google用サイトマップ)は、Google用のサイトマップでサーチコンソールから登録を行います。
その他、ALL IN ONE SEOなどが必要な場合があります。
これは選ぶテーマにもよりますね。
初心者でWordPressを使う場合には、無料テーマだとcocoonかtheoryBASSが多いと思います。
むしろ完全な初心者ならcocoon、theoryBASSはカスタマイズ性に優れているので少し経験のある方が選ばれるのではないかなと思います。
cocoonなどはテーマに初めからSEO対策が実装されているのでALL IN ONE SEOを入れる必要はありませんよ。
記事にこのような欄がない場合にはALL IN ONE SEOを入れましょう。
初心者でも迷わない!WordPressテーマの選び方5選!はこちら▶▶▶
その他の導入ツール
検索順位チェックツールはサイト開設後の3ヶ月後には導入しておくことが目安です。
検索ツールには、
があります。
GRCは一部Macでも作動しますが、IOSが少し古いタイプになります。
新しいMacOSには対応していないので、MacはRankTruckerを利用しましょう。
検索順位チェックツールは、
- 自分が狙ったキーワードが実際にどのくらいの順位なの?
- キーワードの順位変動はどうなってるの?
このような分析の場合に使います。
一生懸命に記事を書いても、実際にどのような順位変動になっているのか正しい分析ができなければ順位を上げていくことは難しいですね。
ブログを立ち上げる時に導入しても問題はありませんが、Googleがサイトの情報を記憶するには少なからず時間がかかります。目安としては3ヶ月後には導入をして置きましょう。
MacユーザーでもWindowsのPCがある場合には、分析だけGRCで行う方法もあります。
価格面では圧倒的にGRCのが安くなっています。
まとめ
ブログ初心者で記事を書き始める時から知っておいた方が良いことは
- 読者ファーストでのブログ記事の書き方
- 競合のブログと自分のブログも
- スマホでチェック
- サイト設計と定期的な記事やサイトの見直し
この4つが知識としてだけでなく実践できるレベルで身に付けたほうがよいものとなります。
これができなければ自分よがりの記事にもなってしまう可能性が高く、読者に満足が行く記事が書きにくくなってしまいます。
そのためには、
- 記事は結論(主張)/理由/具体例(根拠)/まとめの順で書く。
- 読者の悩みや疑問が解決を知るために、どのように検索されているのかキーワード検索ツールで調べる。
- サイト内の設計は事前に行い定期的に見直す。
この3つを確実に行いましょう。
そして初期段階から導入しておきたいツールは
- Googleアナリティクス
- サーチコンソール
- セキュリティー対策及び分析ツールのWordPressプラグイン6つ
となります。
Googleアナリティクスとサーチコンソールは自分のサイトを分析するためにツールです。
- Googleアナリティクスはサイト全体。
- サーチコンソールは記事
を分析するために使用します。
セキュリティー対策と分析ツールは初めに導入してしまえば後から変更することはほとんどありません。
自分のサイトが乗っ取られてしまった後では遅いですよ。
SEO対策用のプラグインALL IN ONE SEOはテーマによって導入しましょう。
テーマが始めから実装しているようであれば入れる必要はありません。
その他の検索順位チェックツールは、ブログ開設後3ヶ月までには導入しましょう。
- GRC:Windows用
- ランクトラッカー:Mac用
があります。
費用がかかりますが、実際にキーワードの順位変動がわからなければ努力を継続してよいのかやり方を変更しなければならないのかがわかりません。
費用がかかっても導入を行いましょう。
ブログ初心者が学ぶWEBマーケティングの基礎!PVなどの用語や使い方も解説!はこちら▶▶▶