LINEの暗号資産LINKが運用開始!Theta Networkと提携!
LINEのブロックチェーン暗号資産LINKがついに運用を開始されます。
Theta Network(シータネットワーク)と提携をして、動画の配信サービスを行う様ですね。
Theta Network(シータネットワーク)は、動画ストリーミングに特化している配信プラットフォームです。
MGM、LionsgateやNASAなどのコンテンツが視聴できる「THETA.tv」がLINEブロックチェーン上のdApps(アプリ)として日本ユーザーからもダウンロード可能になります。
国内のAndroidユーザーはGoogle Play Storeからダウンロードできますよ。
Theta Network(シータネットワーク)のストリーミングシステムは、どの様なものかというと、簡単にいうと、4Kや8Kなどの高画質のストリーミングでは、中央集権型のサーバーでは対応は難しくなります。
その理由は、
- 高画質である分データが重い。
- 距離が遠くなると、その分も負荷が掛かる。
この様な問題があります。
そこで、
例えば日本で米国からAと言う動画をダウンロードした場合、同じAと言う動画を別の人がダウンロードする時に、米国でのダウンロードでは無くて、日本でダウンロードした人からストリーミングを行えば、負荷は軽くて済みます。
この様な形でダウンロード後にその動画をシェアする事で、THETAのトークンが貰えるという仕組みです。
今回LINEは、このTheta Network(シータネットワーク)をLINEブロックチェーン上でアプリとして機能させ、THETAの代わりにLINEブロックチェーンで使われているLINKを発行するというのが仕組みの様です。
LINEブロックチェーンの概要
LINEは以前より、子会社であるLVCを通して暗号資産取引所BITMAXを運営しております。
2020年9月6日には、独自トークンである「LINK」の国内上場を果たし、BITMAXでの取り扱いを開始しております。LINEは、LINE Blockchainと独自トークンLINKを基盤としたトークンエコノミー構想を掲げています。
LINEブロックチェーンとは、ゲームや契約書の作成でも既に使われておりますよ。
LINEが目指すブロックチェーン技術は、
簡単にいうと、ユーザーがLINEのサービスを利用して、ユーザーに対してトークンで還元発行をする。
更に、ユーザーがサービスに参加して貢献行為をすることでトークンを使ったり戻ってきたりすることで、トークンを巡回させる。この巡回でお互いにメリットのあるものにすることを掲げて居ます。
更に、そこで発行されるトークンは、通貨に変更したり他の暗号資産へ変更出来る様にする。
これが、LINEが目指すブロックチェーン技術の未来です。
そして、開発の流れとしては、
- 2018年4月:LINE Blockchain labを設立。
- 2018年7月:BIT BOX(暗号資産取引所)開設。
- 2018年10月:LINKを海外で発行(LINEのトークン)
- 2019年9月:日本でBIT MAX(暗号資産取引所)開設。
- 2020年8月:日本でLINKを発行。
BIT MAX Wallet
LINE Blockchain Developers(ブロックチェーン開発ツール)をリリース。
この様に3年を掛けて着々と実績を重ねているのですね。
今回、Theta Network(シータネットワーク)が、LINEのブロックチェーンサービスに追加となりましたが、これから他の企業もどんどん参入してくるとのことです。
非常に楽しみですね。
まとめ
LINEは、2018年からブロックチェーン技術を取り入れ、トークンエコノミーの構築を目指しております。
LINEは、
独自のトークンLINKと他の仮想通貨を結びつける事で経済効果も狙って居ますね。
更に、自由に開発できる様にLINE Blockchain Developersもリリースしました。
今回は、Theta Network(シータネットワーク)と提携して、動画のストリームングサービスを展開するアプリをLINEブロックチェーン内で展開することで、LINKとThetaを連携させましたね。
これから、この2つの暗号資産だけでなく技術とサービスにも期待が高まります。