7つの習慣「習慣3:最優先事項を優先する」
4つの領域
ここでは、まず「物事」を4つに分類する事から始めます。
項目は
①重要度・緊急度共に高い事案
②重要度は高いが、緊急度は低い事案
③重要度は低いが、緊急度は高い事案
④重要度も緊急度も低い事案
重要度と緊急度は何だろうとお思いも方、結論から申しますと、この図を意識して自分の抱えている事柄を振り分けて下さい。
まずは、業務内容であったり、自分が抱えている事。悩んでいる事でも構いません。
自分がやりたい事でも構いませんよ、紙に20個位書いてみて下さい。
20個位書けたら、次にそれを、図の様な「第1領域」「第2領域」・・・・と振り分けて見て下さい。1週間のスケジュールで会議の予定も入っている様であれば、そちらも記入して行くと良いですね。自分のタイムスケジュールを組む上でも大切な事です。
次に、皆さんは「どの領域」が一番重要だと思いますか?
普通に考えると重要度が高く、緊急度も高い「第1領域」が一番重要と考える方も多いのではないでしょうか。確かに、直ぐに対応しなければならない為、重要である事に変わりはありません。しかし、この「第1領域」を行っているだけでは作業を行っているのと同じで、何の成長も望めません。「成長をする。」、今後の事を考え良くするには、圧倒的に「第2領域」への時間と労力をかけるべきなのです。
一番重要な事は「第2領域」
計画を立てる。仕組を創る。これらの事は即必要ではないかもしれません。しかし、仕組を創ってしまえば、その後は非常に円滑に事が進んで行きます。今回、このマトリクスを紹介致しましたが、これは仕事を運ぶ上では非常に大切な事で、私は1週間単位で部下へ付けて頂きました。これは、部下の性格にもよりますが、圧倒的に「第1領域」が多い方は、仕事を溜め込む癖と何でも自分で解決する癖があります。この様な方は、常に毎週第1領域が多くなっております。会社として問題になっていないのであれば損失はありませんが、傾向としては、変わりの者がいない。体調不良で欠勤をすると問題が発生する可能性が高い。この傾向は否めません。仕事の仕方はスピードは速く、個人スキルでの解消は高いのですが、緊急時案が終わってからは、はっきり言って遊んでます。
まとめ
習慣の1~3まで学びましたね。ここまでで賢明な方々ならば、現状の捉え方や現状での自分や会社のポジション、これから進むべき道を理解できたのではないでしょうか。7つの習慣の第1~第3週間までは、私的成功と言う概念で成り立っています。つまり、他人、同僚、身内と関係なく、自分自身が取る行動です。自分の行動を変えれば結果は必ず出ると言う事です。あとは、やるかやらないかです。ここを修正すると価値観が変わって来ます。はっきり言ってしまえば、例え会社で評価されなくても独立すれば良い。自分で起業すれば良いとの発想に切り替わります。チャンスはどの様な形で来るかは解りません。私はこれが出来る様になったお陰で、大きな協力者を得ました。自分の仕事や、日々考えている事を、このマトリクスに記入するだけでも変わってきます。家族でもホワイトボードとかで貼りだして、夫婦間で毎日更新して行くのも良いかもですね。相手の発想も解れば、お互いに協力し合えますよ。