失業保険の給付は自己退職のだと2ヶ月後から給付金を受け取ることができます。
この失業給付金ですが2025年4月から1ヶ月で給付が受けれるようになるんですよ。
改定される理由は、
- 成長力強化に向けた労働市場への円滑な労働移動
が大きな理由です。
簡単に説明をすると、成長している企業へ転職をしやすくするためということですね。
転職をしたくても失業給付を受ける期限が2ヶ月あるのでもう少し貯蓄をしてからにしようなど転職の機会を失うことを避けるのが目的なんです。
【こんな疑問に答えます】
- 失業給付金はいつもらえるの?
- 失業給付を受ける条件は?
- 2024年からの失業給付金改定ってどんなこと?
【この記事で解決すること】
- 失業給付金の受け取れる時期
- 失業給付金を受け取るときの注意点
- 2024年の失業給付金改定で何が変わる?
今すぐ転職は考えていないけど、将来的になにか資格を取得して転職をしたいというあなた。
教育訓練給付の講座指定の対象となる資格を取得するとすぐに給付を受けれるようになりますよ。
失業保険の給付期限!2025年4月の改定で大きく変わります。
失業給付金は自己都合退社と会社都合退社で給付期限がことなります。
共に7日間の待機期間の後、
- 自己都合退社は待機期間終了後、2ヶ月後に給付開始
- 会社都合退社は待機期間終了後給付。
となっています。
2020年10月以前は7日間の待機期間を経過した後に3ヶ月後に支給と言うのが支給期限でした。
従来はこちらの様なイメージですね。
2020年10月1日以降は2ヶ月後に短縮されているんですよ。
注意点は、
- 5年で2回目までの退職者。(3回目からは従来通り3ヶ月)
- 「自己の責めに帰すべき重大な理由」での退職でない事。
が注意点となります。
自己の責めに帰すべき重大な理由と言うのは、何か問題や悪い事を起こして退職となった場合ですね。
良く理解してほしいのが、5年で2回目までと言う事です。
例えば、
10月1日以降に一度退職経験があって、
再就職をしたけど合わずに退職しても2回目は給付制限2ヶ月で受給出来ます。
問題は3回目ですね。
2回目の転職でも合わずに再度退職をした場合、3回目の離職日から5年逆上って、2回離職日があると3回目は給付制限期間が3ヶ月となるんですよ。
※上の図では、①番の離職日が5年以内かどうかが重要となります。
2025年4月からは給付制限期間が2ヶ月から1ヶ月に変更となります。
2025年4月からは給付制限期間が2ヶ月から1ヶ月に変更となります。
給付制限が短縮される理由は、
転職が一般的になり安心して転職活動や資格取得をしてもらうためと言うのが理由です。
今までは、安易な離職や暫くは失業保険で暮らそうと考える事を防ぐために、
1984年に1ヶ月から3ヶ月に変更となっておりました。
これも働き方ですね。一つの会社で長く働くと言う時代だからこその規則です。
現在では、終身雇用が難しいと判断されているための変更ですね。
教育訓練給付って何?資格を取得すると失業給付で給付制限が短くなります。
転職を考えていたり資格取得を考えているあなた。
教育訓練給付で対象の資格を取得すると2025年4月からは失業給付の時期がはやくなりますよ。
教育訓練給付制度は働く人の主体的な能力開発の取り組みを支援して雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的に雇用保険制度の一環として行われている給付制度です。
引用)厚生労働省
今後の働き方
間違いなく言える事は、今までの様な
- 終身雇用
- 年功序列
- 新卒採用
この様な時代の流れから実力主義の上がれに大きく変わります。
それどころか、会社自体もデジタル化に対応しきれないと淘汰されてしまいます。
更にそこで働く従業員も同じ運命を辿る事となります。
少しでも実力を付けて、自分で未来を切り開く事が出来る様になる事が重要です。
まとめ
失業給付金の受給制限が2ヶ月に短縮されました。
今回の変更は、現在及び今後の働き方について対応するための変更です。
これからは実力主義になります。
少しでも自分自身で生活を出来るスキルを身に付けましょう。