人間関係で悩んでいる方の対処法!先の行動を考えると解消します。
ストレス社会とも呼ばれ、現在の世の中では様々なストレスが沢山あります。
中でも一番多いのが人間関係ですね。
人間関係は、誰でもストレスや悩みで一番の原因になっています。
その証拠に、職場での人間関係など、ハラスメントの相談は年々増えております。
このストレスや人間関係での悩みですが、
生きている限り必ず続きます。
心理学者の巨頭アドラーは、
アドラー心理学で、すべての悩みは人間関係だと説いております。
すべての悩みが人間関係だと説いている理由は、
普段、何気なく取っている行動も
- 相手に気に入られたい。
- 誰かに見てもらいたい。
- 誰かに知ってもらいたい。
この様に、他の誰かに認められたいとか、気づいてもらいたいと思っての行動になると言うのが理由です。
確かにそうですね。
働くのが嫌だと、自分で何か仕事を始めようと思って行動をしても、
結局は、他の誰かに求めてもらえなければ仕事を貰うことができません。
自給自足以外は完全に全く他のひとと関わらずに生きていくことは出来ない訳ですから、
すべて人間関係に結びついて行きます。
では、この人間関係で悩まない様にするためにはどうしたら良いのでしょうか?
そのためには、つい考えてしまう行動を知っておくことが必要ですね。
第一段階では、アドラー心理学を簡単に復習しましょう。
アドラーの教えは、
- 承認欲求をベースに考えて行動する。
- 競争意識をベースに行動をする。
- 他人と自分の価値観と課題を混合してしまう。
この3つがアドラー心理学では説明をしています。
改めて考えるとよく分かりますね。
承認欲求からの行動
承認欲求からの行動は誰にでもあります。
会社での職場、学校での勉強、親の期待から行動してしまうと言うことです。
- 会社から評価されたい。
- 会社から認められたい。
- あの人から認められたい。
- 両親から褒められたい。
一例になりますが、この様な欲求は誰でも持っております。
意外と、お金持ちに成りたいというのも一つの承認欲求です。
競争意識からの行動
この競争意識も承認欲求と同じです。
会社や職場、これもどこにでもあります。
- 年収が沢山ほしい。
- 出世したい。
- 勉強ができる様になりたい。
これも競争意識から生まれます。
承認欲求と競争意識からの行動は、全く関係がなく生活をすることは不可能に近いんです。
では、具体的にどの様にすると人間関係を考えなくてもよくなるのでしょうか。
それは、自分の課題と他人の課題を明確に考えることです。
他人と自分の価値観と課題を混合してしまう。
承認欲求と競争意識に次いで、つい考えてしまうことは、
他人と自分の価値観と課題を混合してしまう。
と言うのがあります。
例えば、家の手伝いでも構いませんが、褒めてもらうために行動をして見たけど、褒めてもらえなかった。
このような時に、
- 褒めてくれなかった。どうしよう?
- 褒めてうれなかった。機嫌が悪かったのかな?
- 褒めてくれなかった。気づいてないのかな?
このような思いをしたひとは、少なからずあると思います。
しかし、相手が考え感じることは、自分ではどうすることも出来ません。
これは、相手の課題で自分の課題ではありませんね。
悩むこと自体が無駄になりますが、案外悩んでしまうものです。
この悩んでしまう理由も、承認欲求と競争意識から来ています。
考えても仕方がないことは、悩むよりも自分で解決できる様にすることが一番大切です。
自分で解決できる様にするためには、
- 自分の課題にすること。
- 承認や競争ではなくて、自分に必要だと思うことをやること。
これだけでも大きく変わります。
悩みを抱えている方は、この2つを実践してください。
悩むよりも自分の課題にすること。
大前提です。
悩んでいる内容が、自分で解決することができる内容なのかを考えましょう。
自分が行動をすることで解決するものであれば、解決に向けて行動をするだけですね。
相手の課題に対して行動をしても、悩む時間も費やす時間自体も無駄になってしまいます。
この場合には、
再び、なぜみんな気づいてくれないんだろう?
とまた自分の課題ではない相手の課題について悩む結果になってしまいます。
よく相手にどうしたい?
と尋ねたりしますが、その尋ねることも相手の課題をこなしているだけなので、
自分の成長には繋がっていません。
ここにも注意ですよ。
自分が必要だと思うことをやる。
承認欲求や競争意識を避けるためには、自分が本当に必要だと思ったことを行うのが手っ取り早いです。
本当に自分が必要だと思うものは、
- やりたいことを探す。
- やりがいを探す。
いろいろな方法がありますが、
最も効果的な方法は、
やりたくないことはやらない。
というのが一番の近道です。
これは、何をやろうと考えても、一度ですべて答えが見つからないからですよ。
その前にやりたくないことはやらない。
この道を突き進んで行くだけで、最終的に自分がやっていることと言うのは、
自分で決めて必要だと思ったからやっている結果に繋がります。
しかし、これには責任という問題もついてきます。
責任を負いたくないと言う場合には、相手のことを考えて行動するしかありませんね。
自由とは、手に入れる変わりに責任と言う大きな文字がついてきます。
ここは絶対に知って置きましょう。
まとめ
人生の悩みはすべて人間関係というのがアドラー心理学の教えです。
- 承認欲求をベースに考えて行動する。
- 競争意識をベースに行動をする。
- 他人と自分の価値観と課題を混合してしまう。
この3つが悩みの種ともなる考え方ですね。
この人間関係での悩みを避けるためには、
- 自分の課題にすること。
- 承認や競争ではなくて、自分に必要だと思うことをやること。
この2つ実践することが大切です。
最も近道となる方法は、
やりたくないことをやらない。
という選択です。
このやらない選択によって、結局やっていることは、すべて自分が選んで行動してきた結果になります。
責任はすべて自分にあるため。納得も行くのではないでしょうか。