緊張と緩和の法則!強くなるのは国家だけではありません。
政府による給付金も少しづつ発信されておりますが、まだ安心感には遠い状態です。中には、少し緩和されたと安心してしまった方も見えられるかもしれませんが、先行きはまだまだ不透明です。
今回の一律10万円給付金の施策でも、影では緊張と緩和の法則が影響をしております。
緊張と緩和の法則は、人を惹きつけてしまいます。
世間を騒がせたマスクの配布、東京都から随時配布は進んでいるとの事ですが、時間は掛かっておりますね。国民一律10万円の給付も、いつになるのかと不安もありますが、
マスクの配布に始まり、条件付の30万給付施策は無くなりましたが、予算規模で見れば4兆円規模での施策であったものの批判も多かったですね。さらに今回の一律10万円給付ですが、予算としては12兆円規模ですが過去のリーマン・ショック時に一律配布された12,000円の時には経済効果は無かったと批判の声です。
今回の給付は生活支援が目的であるため、経済効果を期待するものではないとしながらも、批判が多ければ不安も大きくなることで緊張が発生しますね。
そこから少しづつ施策が折り込まれる事で緩和が生まれます。これが何を意味するのかと言えば、
国家の影響力や力が強くなって行きます。
今回の感染症対策における施策は、良くも悪くも与える影響や引き込まれる力も大きくなります。
企業での対応施策も、国家と同様に施策次第では今後の影響力は大きくなりそうですね。
リーダーシップを発揮する方法
現在、各企業でも緊急事態への対応や休業における対応に追われている方も多く見えられると思います。
企業が存続して行くためには厳しい選択をしなければならない可能性も多く含んでおりますが、ここでも緊張と緩和は自然と発生します。この緊張と緩和から、最近は雇用面でも労働者側が強くなり過ぎた傾向も伺えますが、雇用側の方が強くなると言う事も大いに考えられますね。企業としては、現在の情勢を乗り越える事で、自然と力を高める事も出来ます。実際に内定の取り消し等、色々な事が起きてますね。
ここで必要になるのが最終判断を行うリーダーシップです。
どれだけリーダーシップを発揮できるかと言うのは非常に大きなポイントとなりますが、協力者がいなければ実現する事は難しいと感じます。
ただ、ここで協力すると言う事において考えてほしい事があります。
苦しい状況でも結果の出せるリーダーには協力者が多く存在します。
一方で、協力が得られないリーダーにも特徴があります。
この特徴を解説すると、
結果の出せるリーダーは、誰が何を言おうと、どんな状況になろうと一人でもやるぞと行動します。結果として、周りに協力者が増えて行きます。
結果の出せないリーダーは、協力して貰えれば乗り越えれると始めに協力を得ようとします。
これでは、誰も行動しません。言われた方も協力すると言っても何をしたら良いのか解らない。さらには、こちらが協力しようとしても本人は動いていないと言う事にも繋がりかねないですね。これでは、誰も協力して行動しようとは思いません。
こんな時代だからこそ、協力体制をしっかりと発揮できる組織体制を見直すために、自らが行動をして行くと言う事を実践しましょう。
まとめ
国家の力が強くなると言われておりますが、間違いはありませんね。
国家だけでなく、乗り越えた企業や家族においても、益々の強い結びつきや信頼に大きく繋がって行くと感じます。
いつの時代でも、不況が起きた時には緊張と緩和が生まれます。
ここから色々なビジネスチャンスへも繋がります。
緊張と緩和自体は、本来は支配したりされたりする事に使うものではありませんが、原理を知って置かなければ支配されてしまいます。
一人でも多くの方が、先のある未来を見越して行動してほしいものです。