マネージメントの勉強方法!本質を知るとイメージし易くなります。
マネージメントと言う言葉は良く聞きますが、成果を出すためには、
実際にしっかりとマネージメントを理解して実戦する事が非常に大切です。
マネージメントと聞くと、ピーター・ドラッカーが最も有名だと思いますが、
ドラッカーのマネージメント エッセンシャル版を読んでも、今一どの様な形で行動したら良いのか迷ってしまい、結果としては行動に至らなかったと言う事も良くあります。
この様な方は、「もしドラ」で有名になった
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネージメントを読んだら」
この本を強く薦めたいですね。
この本は、
- 初めて人材育成を行う人
- 初めて部下を持つ人
- チームのキャプテンやリーダーになった人
- チームリーダーで結果が今一出ない人
この様な方には非常に参考になります。
この本を読んだあとでドラッカーの「マネージメント エッセンシャル版」を読むと更に知識を高める事が出来ると思います。
まずは、「もしドラ」を読んで見ましょう。読みやすいので、1日休みがあれば読み終わりますよ。
もしドラと言う本との出会い。
この「もし高校野球女子マネージャーがドラッカーのマネージメントを読んだら」と言う本と出会ったのは数年前ですが、私自身はドラッカー氏のエッセンシャル版自体は読んでいたものの、知識としての吸収のみで使いこなしたり実際に行動には結びついて居なかった印象です。
その時に、このタイトルを見た時に感じた事は、この難しい本を女子マネージャーが読んで活かす事が出来るのがろうかと言う疑問と、どの様な展開になるのだろうと言うのが一番始めに感じた印象ですね。
良く理解出来る点としては、マネージメントでも大切な要素である
- 顧客が誰かを知る。
- マーケティングを行う。
- 長所を活かす。
- イノベーションを生む
この4つはポイントとしても抑えて置きたいですね。
顧客が誰かを知る。
顧客が誰かを知ると言う事は、ビジネスの場では非常に大切な事です。
会社として物を販売している場合は、直接購入して頂けるお客様は当然顧客です。
社内であれば、人事部から見ると従業員は顧客です。
この様な形で、見方を変えると顧客とは無限大に広がって行くと言う事ですね。
各個人によっても顧客と言うターゲットは変わって来ると言う事を知ると更にバリエーションは広がります。
例えば、高級外車を商品として考えましょう。
ロールス・ロイスであれば、顧客は富裕層がターゲットとなります。
車自体は移動手段の一つに過ぎないと考えている方にロールス・ロイスを販売する事は
殆ど不可能です。
しかし、富裕層で自分はお金を持っていると自慢したい方へは販売は成功する可能性も高くなります。ロールス・ロイスの価値は、高額な商品のダイヤモンドや貴金属と同じ扱いです。
では、移動手段の方よりも、高級志向の商品を選ばれるダイヤを沢山付けている、または購入しに来ている方へ販売した方のが売れやすいと言う結果にも繋がりやすいと言う事ですね。
マーケティング
マーケティングは、販売するものから販売する人にまで行う事が大切です。
次の長所を活かすためにも、人自体もマーケティングをする事が出来なければ長所を知る事も活かす事も出来なうなります。
そのマーケティングを行うためには、顧客の声を聞くことが最も大切です。
この時に否定しない事が大切ですね。
長所を活かす
長所を知る事が出来たら、それを活かす事が重要になります。
不得意な面を伸ばそうとしても結果には繋がり難いものです。
長所は個性にもなり、そのものが持っている本質的な特徴となります。
その特徴に価値を感じて貰える様になれば、継続してオンリーワンの存在にもなる事が出来ます。オンリーワンになる事ができれば、再購入にも期待が持てますね。
イノベーションを起こす。
イノベーションを起こす事ができなければ、顧客に記憶や感動を残す事はできません。
どの様な形でイノベーションを起こすのかは、本書では
- 顧客は野球を観戦する人。
- 観戦者に感動を与えるためにマーケティング。
- 個々の長所と考え方をマーケティングして、様々な観戦者の感動と結びつける。
- イノベーションとして今までにないもの提供して感動を与える。
この4つの法則で薦めております。
イノベーションは、
- 送りバントはしない。
- 徹底してストライクゾーンで攻める。
この2つを現代野球と照らし合わせて実戦しております。
現代野球では、堅実に送りバントで塁を薦めて1点を取る。と言うスタイルですが、大量得点を目指すというのが一つのイノベーションです。
そして、ボール玉を撃たせて内野ゴロに仕留めるという方法は、ピッチャーの玉数を増やす結果にもなるため、ストライクゾーンで攻め連投にも耐えうる力をつけると言うイノベーションを実戦しております。
結果は、本書を読んで見て下さい。
この本自体は、新卒の方にも非常にお薦めです。