大リストラ時代!日本がヤバいと言われる理由!
終身雇用が崩壊し、大企業でもリストラが始まっております。日本がヤバいと言われている理由は、GDPを見れば一目瞭然です!
GDPは国内総生産の事ですね。
ニュースでも良く取り上げられますが、GDPについてのおさらいです。
GDPは、国内総生産の事で
- 企業や個人事業の売上。
- 企業が設備投資した金額。
- 住宅を建てるために使った金額。
- 作ったけど在庫として残っているもの。
- 政府が道路や橋を作った金額。
- 国債を発行して借金をした金額。
- 輸出額から輸入額を引いた金額
- マッサージなどのサービスとして提供した事で得た金額
などをすべて足し合わせたものが国内総生産です。
大変ですが、毎年行われている確定申告や決算で解りますね。
日本のGDPは約4,900兆USドルです。これは大きいのかと言うと、2018年の世界のGDPは、
- アメリカ
- 中国
- 日本
となっておりますね。
GDP自体は世界3位となりますが、決して楽観視出来る状況ではない事を知って置きましょう。
GDP世界3位でも楽観視出来ない理由
世界3位のGDPでも楽観視出来ない理由は、
- 30年間変わっていない。
- 一人辺りのGDPにすると悲惨
この2つが大きな要因となります。
日本は、高度経済成長期である1960年代から急激に10%以上の上昇を見せ経済の発展を遂げました。その後、1990年くらいまで伸び続けております。
しかし、バブルの崩壊と共に大きな落ち込みを見せ、その後は上がれば下がりの繰り返しで30年間全くGDPは伸びていない状況となっております。
この期間を、良く空白の30年などと言われたりします。
その途中では、リーマンショックであったり今回の様なコロナショックなども含まれて来ますね。
一人辺りのGDPにするともっと悲惨です。
一人辺りのGDPは、GDPを総人口で割れば算出されますが、日本は世界26位まで落ちてしまいます。GDPだけで見ると健闘している様に感じますが、一人辺りで見ると厳しさを痛感しますね。
上位の組を見てみると、先進国とは少し離れている印象も受けますが、ここが海外が迫って来ていると言われる由縁です。
世界の方が裕福だと言う事が解りますね。
では、回復する見込みがあるのかと言う事を考えると、残念ながら期待が薄いというのが実情です。
日本では少子高齢化が進んでおります。高齢者は稼ぎも多い訳ではありませんね。
更に若い人たちは海外に出て行ってしまいます。
これだけを考えても見込みが少ないと感じると思います。
更に、政府側は企業に対して定年の引き上げを進めておりますが、企業側は年金を上げる様にと全く折り合いが付いておりません。
結局どうなるのかと言うと、
年金も支払われずにリストラに合う。
という結果になると予想します。
これは、近い未来に必ず起こると言われております。
まとめ
GDPから、現在の日本国における問題を勉強出来たと思います。
では、これから重要な事は何なのでしょうか。
単純な事です。自分の身は自分で守る事です。
投資でも構いません。将来を見越した投資を行いましょう。