リップル(XRP)が高騰しております!でも、買いにくい理由を解説
リップル(XRP)の価格が高騰しております。
主な要因としては200日線がサポートとなり下がりにくくなっている事と、
何より12月12日のフレアネットワークでの材料がプラスに見られているのが要因ではと感じますね。
そんなリップルですが、実際に日本の取引ではデメリットも多くあります。
デメリットは、
- 取引所が少なく、ほとんどが販売所で購入
- 米証券取引所(SEC)での動きに注意
この2つを考えると、少し抵抗があるのが現実です。
仮想通貨に興味はあるけど、
- この先どうなるんだろう?
- 投資をしてみたいけど、どの仮想通貨がいいの?
こんな悩みを抱えているのであれば、是非読んでみて下さい。
取引所が少なく、販売所で購入するデメリット
ビットコインでも説明しましたが、
仮想通貨の購入には、取引所と販売所の2種類があります。
取引所は、売りたいと言うひとと買いたいと言うひとに対してマッチングするイメージです。
販売所は、直接新規の仮想通貨を購入することになりますが、スプレッドと呼ばれる上乗せ分が大きい。
簡単に言うと、販売所の取引では手数料が高いということです。
リップル(XRP)の購入では、ほとんどが手数料の高い販売所での購入となります。
日本で取引所での取扱は、bitbankのみとなっております。
では、
価格がどの位高いのかというと、
2020年11月22日の価格となります。
比較をして見ると、
ビットフライヤーでは、
1リップル(XRP)の価格が44.92円に対して、
購入するときの金額は、49.27円です。
実に、4.35円の差額ですね。
要するに、購入した時点でこれだけの金額を損をしてしまうと言うことです。
10,000XRP購入したら、はじめから43,500円の損失から入ることになります。
10%近く価格が上昇して損益が±0から始まると言うのは、悲惨ですね。
それでも取引を行いたいと考えているひとは、bitbankから購入をしましょう。
米証券取引所(SEC)の動きに注意
仮想通貨は、この米証券取引所(SEC)がすべて取り締まっていると言ってもよいほどの影響力を持っております。
時価総額では、ビットコインとイーサリアムに次いでリップルが3番目に高くなっておりますが、ビットコインやイーサリアムが有価証券として暗黙の認知をされているのに対して、リップルは有価証券として認められておりません。
有価証券として認められていない理由に、発行元が自由にリップル(XRP)を発行する事が可能な仕組みがあげられております。
これが何を意味するのかと言うと、発行側が好き放題に自由に通貨を発行した場合、価値が下がってしまう。という事が懸念されます。
通貨と同じ役割をしたとしても、少し不安な面も残りますね。
この様なことから、大きな下落というリスクも抱えております。
リップルが高騰している理由
リップルが高騰している理由は2つあります。
1. 200日線が支持線になっている。
2. フレアネットワークのSparkトークンが12月12日に付与される。
フレアネットワークのSparkトークンについては、関連記事で詳しく記載しておりますが、
簡単に言うと12月12日の時点で持っているリップルと同額のSparkトークンが付与されると言う事です。
この2つが大きな理由ではないかと言われておりますね。
年末までは伸びる可能性を秘めておりますが、そのあとは非常に不安です。
短期トレードを行うのであれば良いかもしれませんが、スプレッドの問題もあるためリスクは高いと思いますよ
まとめ
リップル(XRP)が爆上げ傾向になっておりますが、実際には購入しにくいですね。
その主な要因は、
- 日本での取扱は、ほとんど販売所となる事
- 有価証券として、認めづらい環境である事。
この2つが大きなポイントとなっております。
販売所経由で取り扱うことになると、どうしても手数料が高くなります。
日本ではbitbank以外は販売所経由となるため、どうしてもリップルを取扱たい場合はこちらを利用した方が手数料も少なくて済みます。
あとは、有価証券として認められていない構造ですね。
いつでも通貨が発行できる環境にあると、いきなり暴落する事も予想されます。
短期トレード以外では、あまりオススメはできませんね。