時代は加速しております!5Gビジネスに乗り遅れないための準備
既にソフトバンクから5Gへの発信が行われました。
料金体制や通信エリア、更に通信速度は下り最大2.0Gbps、上り最大103Mbpsとされています。特に下り速度では、4G の2倍強程度の向上にとどまっています。
5Gで利用される周波数帯には、大きく分けて2種類があります。「サブ6」と「ミリ波」と呼ばれています。この2種類は各キャリア紹介でも良く出てきますので、覚えて置くと非常に理解が深まり易いですよ。
「サブ6」は6GHz以下の、これまでのモバイル通信に近い周波数帯で、技術的な難易度は低めですが、通信速度を拡大する効果は少なめです。現在、各社がDSSを用いたり進めている5G通信はこちらが中心ですね。
DSS(ダイナミックスペクトラムシェアリング)は こちらを参考にして下さい
ミリ波帯は28〜60GHz帯という”高い”周波数帯を利用するもので、高速な通信を実現しやすい帯域ですが、干渉に弱く技術的なハードルが高いとされています。この高周波帯が本来求められている姿の5G通信ですね。
とは言え、ソフトバンクの取り組みから通信速度が早くなる事は確実です。更には、歴史からもビジネスのスタイルは確実に変わります。数年で劇的な変化を遂げる事は予想出来ます。
今からが本当にビジネスチャンスです。1Gからの時代を読み解き、5G本来の技術から今後の流れを予想しつつ時代の波に乗る事が一番大切ですね。
1Gからの時代を読み解く
1Gも5Gも同様に「G」とはジェネレーション【generation】の「G」ですね。
1G:携帯電話の普及(携帯会社の飛躍) 1980年
2G:メールの普及(DMで大幅な利益率を向上) 1990年
3G:iモード、EZweb(ミクシーやSNSの誕生) 2001年
4G:動画・ゲーム(アプリで利益率が向上) 2012年
通信システムの変化によって社会情勢やビジネスのスタイルが大きく変わっております。しかも、個人でも影響力を持ったりビジネスに参入したりする事も十分可能です。特に個人の方が機動力があるため、活躍し易いと言うのが特徴ですね。
ビジネスの世界では、
1G:1980年はMLMと言われるマルチ商法。
2G:1990年はメルマガにより個人でメールを発行、副業でも数千万円を稼ぐ人が出てきた。
3G:2001年はiモードなどで携帯端末でサイトが見れるためアフェリエイトが普及。
4G:2012年は情報発信(youtube等)により、誰でも稼ぐ事ができる時代。
これが大きな時代背景です。ここで、良く見て見ると色々な事件やメルマガ・ブログのピークを見ると時間軸が少しズレている事に気付くと思います。10年に一度新しい技術は出て来ますが、ピークを迎えるのも10年後が流れですね。
と言う事は、現在youtubeはオワコンと言われておりますが、動画の世界は、これから正にピークを迎える事となります。動画でのコンテンツ配信、動画でのビジネスと言うのはこれからが一気に加速される事は、現在の世の中の流れを見ても良く解りますね。
さらに、10年後の先を見た際には、5G本来の特徴や技術が顕著に表れてくると予想します。
5G本来の特徴と技術
5G本来の特徴と技術は
・高速大容量
・多接続
・低遅延
が特徴です。その中でも4つの神器と言われているのが
- IoT
- クラウド
- ブロックチェーン
- AI
の4つです。これから10年間は、4Gで培われたニッチな業種や産業が成熟期へ向け一気に加速をして行きます。そして新しい技術が次世代のニッチな技術や産業として市場価値を高めて行きますね。ビジネス時代は、新しく始まった状態からスターとなり、誰もが行おうとします。そして成熟期にはルーティン化されて行きます。その先は減退しますね。この流れをいち早く見抜き波に乗る事が一番の成功への近道となります。
時代に乗り遅れない様にするためには、現在その産業であったり技術がどの段階にあるのかを見抜く事です。これから時代の変化から新しく始まる事は「ニッチ」の段階となります。
「ニッチ」の段階から火がつけば、誰もが挑戦して見たり「スター」へと移行して行きますね。「スター」で椅子が増えてこれば、ルーティンワークとなり誰もが自然と行なっている飽和状態ともなります。その先は減退です。
youtubeや動画配信はここからがピークを迎えます。
動画配信系は、ここから一気にピークを迎えます。
仕事のライフスタイルで考えると、現在はスターから早い方でルーティンへ写る段階ではないでしょうか。恐らくですが、2030年位までは十分に動画は活躍すると予想しております。
その理由は、現在youtube配信でも月末に通信制限が掛かっているユーザーが見れないなどの問題から、アクセスが伸びないと言う傾向が伺えます。これ通信速度と制限がなくなる5Gのサービス開始となる2年から3年後には解消されると予想はしております。結果として良質なコンテンツ配信が大きなポイントとなってきます。
大容量で通信速度も速ければ、現在文書で行なっているサービスも動画に変わる事は容易に判断出来ますね。企業の会社案内も動画配信が主になると予想しております。動画への移行が進めば、その分だけ良質なコンテンツでなければ見られなくなると言う事です。良質なコンテンツ配信は、ここ数年の大きな課題ともなって来ます。
浸透を始めるIoT技術
動画配信と同じ位に進んで行くのがIoT(Internet of Things)の技術だと思います。
現在でも、エアコンをスマホで管理したり体調管理や靴にまで移動距離や消費カロリーなどの情報を送るシステムが開発されております。物とインターネットを繋ぐ事で情報を得ると言う技術はどんどん進んで行くでしょう。そして、その情報はクラウドに集められて、新しいブロックチェーンやAIと言う技術に応用されて行くものと予想します。
未来は直ぐそこまで来ております。非常に楽しみですね。そして、乗り遅れない様にする事が非常に大切です。