ストレスと課題の分離を知る成功方法!結局どう行動するかです。
直ぐに行動ができる人、中には行動するのに時間がかかる人、更には全く行動が出来ない人と言うのが皆さんの周りでも良く見かけると思います。自分自身が当てはまっているかもしれません。
この3つのタイプを考えた時に、直ぐに行動できる人は何も恐れずに行動できるタイプだと皆さんも感じますね。
行動をするのに時間がかかる人と言うのは、周りの動きを見てから自分も動き出そうと言う周りに合わせることに重点を置いております。
全く行動が出来ない方と言うのは、行動する気がない方に多い傾向があります。これは、全く論外ですね。
直ぐに行動できる人と行動をするのに時間がかかる人と言うのは、特徴があります。これは、周りからの目です。
昔、学校の先生からも解った人は手を上げてと言われて「直ぐに手をあげる人」「周りがあげるのを確認してから手をあげる人」さらには、「解っていないけど、周りが上げたから上げてみよう」と先生に当てられて困った友人や自分自身も経験がある方が見えられるのではないでしょうか。
この様なことと言うのは課題の分離がしっかりと出来ているかどうかと言うことが大きく影響します。課題の分離とは、「自分で思うこと」と「相手が思うこと」と説明することで納得し易いと思います。自分で考え、感じたことは自分の課題です。相手が考え行動することは、相手の課題です。相手がどの様に思うのかと言うのは、相手の課題です。この相手の課題をどんなに考えたりイメージしたりしても、結局は相手の課題です。相手を完全にコントロールすることは出来ません。この課題の分離をしっかりと理解して実行することができれば、行動力が上がります。
行動力が上がることで、ストレス自体も感じにくくなります。
課題の分離を行うためには、大切だと思っていることを捨てると言うことも必要なのです。
大切なものを捨てる
人は記憶力にも実際は限界があります。
バケツの水で例えると、新しい水に入れ替えるには、一度中に貯まった水をすべて捨てるかしないと入れ替えることは難しいですね。
人の行動や記憶も同じで、一度固定概念として入ってきてしまった情報や行動を捨てると言うことが大切です。捨ててしまうと勿体無いと思うかもしれませんが、必ず新しい行動として入ってきます。アウトプットを行うと新しいインプットが入ってくるのと同じですね。
自分では大切だと思っていることでも、実際にはそんなに大切ではないと言うことは沢山あります。
- 自分自身への甘えによる愛着
- 常識と思っている行動や思考
- 過去への執着
この3つを捨てることが出来れば、次への行動は直ぐに繋がって行きます。
自分への甘えによる愛着とは、愛着のあるものを使い続けると言うことは良いことですが、時にはそれが大きなマイナスを呼び起こすことにも繋がります。例えば携帯電話で言うと、今だに3Gを使っている人は少ないと思いますが、3Gと4Gでは使っている人とで圧倒的に便利さが違いますね。ここだけでも損をしております。最新のスマホを使えば、確かに価格面では高くなりますが、ダウンロードや通信スピードは早いです。時間をお金で買っていると思えば、安いと感じる人も多いのではないでしょうか。
自分では常識と思っていることでも、周りは非常に早いスピードで進化しているために、もっと良いものがあるかもしれません。
さらに、過去への執着は持っての他です。過去に成功したことや過去に失敗したことまでも今では世の中が違います。過去に失敗したことでも現在では成功すると言うことは沢山あります。
大切なことでも捨てることができる人と言うのは、必ず次のステップが見えてきます。
課題の分離
行動を起こせず、少し遅れてから行動をする人には共通した特徴があります。
この特徴とは、「周りの目」を非常に気にしてしまうと言うことです。
「周りから変に思われたらどうしよう」
「周りから期待され過ぎたらどうしよう」
この様に周りの目を気にしてしまう人は、なかなか直ぐに行動できません。
この様な人は
- 無駄なプライド
- 不平不満
- 他人への嫉妬
これを捨てましょう。
無駄なプライド
無駄なプライドと言うのは、行動自体の妨げになるだけでなく、行動の幅も小さくしてしまいます。周りからどの様に思われようが、それは相手の方が考えることです。自分では何もコントロールすることは出来ません。自分で考えたり思ったりすることは自分自身が行えることです。
例え、周りのことを思って行動したとしても、周りに合わせただけだろうと決して評価として良い形になるとも限りません。無駄なプライドは一番最初に脱ぎ去りましょう。
不平不満・他人への嫉妬
不平不満や他人への嫉妬は同じ感情から来ている場合が多いですね。
他人への嫉妬が不平不満を呼びます。ただ、不平不満は発言した所でなんの解決にもなりません。他人がどの様に思うのか、他人が何を行動するのかは他人の人が決めることで、自分自身では決めることは出来ないのです。
そればかりか、同じ行動を真似することで成果が出せる可能性を秘めていても行動自体をしないと言う結果にも繋がります。
自分自身の行動に繋げるためには、謙虚さは大切ですよ。素直に良いものは良いと認めましょう。
ストレスと行動の関係
ストレスには良いストレスと悪いストレスがあります。
良いものと悪いものの大きな違いは、そのストレス自体への感じ方や取り組み方から生まれます。
良く悪いストレスと聞くと病気になったりと聞きますが、決してそれだけではありません。
現在はストレス社会であるため、ストレス自体が全くないと言う環境はありません。
スタンフォード大学の研究でも
「ストレスは人を賢くし、強く成功へと導く」
と説かれております。
ストレス自体を「悪いストレス」だと思いながら取り組むのか、これは自分自身が成長する機会である良いストレスだと思って取り組むのかで結果は大きく違ってきます。
これは、死亡リスクにも大きく現れてくると実験でも証明されていることなのですよ。
まとめ
ストレスと課題の分離について理解頂けたでしょうか。
特に課題の分離は、アドラー心理学でも取り上げておりますが、自分の課題なのか相手の課題なのかを判断することは非常に大切なことです。相手の課題を自分の思い描く様にコントロールすることは出来ません。例え行おうとしても、意図した通りになるかはわかりませんね。ここにストレスを感じてしまう様なことは全く無意味だと言うことです。その場だけ良いと考えるか、自分自身の将来のことを考えた時の行動で、どちらが良いのかを考えれば自ずと今直ぐに行動した方のが良いと誰でも結論は出てくると思います。
直ぐに行動するためには相手の課題である要素は考えない様にしましょう。
結果としてはストレス自体もなくなりますよ