コロナ対策!事業所での対応マニュアルは必須です!早めの対応!
国内でのコロナ感染者数は、日に日に増えている状況です。
コロナに限らず、感染症自体がなくなる事はないため、
企業や事業者、更には販売店と多くの人が集まる場所では対応マニュアルを早急に作成する事を強くお勧めします。
今回のコロナ対策を例に上げても、感染症で大切な事は、
- 自分で発信源とならないこと
- 早期に対応すること
この2つが気をつけるべきポイントです。
そのためには、
- どこで何をしていたのか。
- いつ頃から感染したのか。
- 誰と接触したのか。
この3つを速やかに確認と報告を行う事で、拡大を最小限に抑える事が最も大切な事ですね。
企業側が行なっておく事は、
- 個人情報の第3者提供における同意書
- 行動記録簿の作成
- 体調不調時の対応方法
この3つは最低でも行なって置きたい事です。
個人情報の第3者提供における同意書
この同意書は、誰でも実際にコロナウイルスに感染した場合、色々な噂を懸念して隠したがるものですが、実際には如何に速く対応出来るかがポイントとなります。
そのためには、協力を仰ぐ事が最も大切です。
中には、行動でプライバシーの侵害となるケースもありますが、
提供する方を明確にして置くことが大切です。
内容としては、下記の内容で問題ないでしょう。
個人情報の第三者提供に関する同意書
私は、貴社が取得した私個人に関する情報を第三者に提供することについて、下記のとおり同意します。
記
1、情報を提供する第三者
- 当社従業員のうち、別紙「行動報告書」に記載された接触者
- ◯◯(会社名)の担当部署及び関係者
- 当社産業医
2、提供する個人情報
- 氏名、所属部署
- 別紙「行動報告書」記載の事項
- 症状及び治療状況
3、第三者における利用目的
新型コロナウイルス感染経路の確認及び感染拡大防止を図るため
令和 年 月 日
氏 名:
続いて、行動記録簿です。
行動記録簿
行動記録簿は、社内などの身近な場所での感染拡大を防ぐために必要です。
なるべく、相手の体調へ配慮しつつ濃厚接触者の確認を行いましょう。
メールなどで確認を取る事が最も適していますね。
濃厚接触者の目安は、マスクなどを着用せずに、1m以内の空間で15分以上接した方と定義すると解りやすいですね。
発症から14日が大切ですが、そんなに覚えている訳でもありません。
特に、症状を感じて2日ほどは詳しく記入して貰いましょう。
発症日から | 日付 | 15分以上滞在した場所 |
接触者氏名 |
1日前 | ○月○日 | 会議室 | 〇〇課 △△課長 |
2日前 | ×月×日 |
この様な書式で問題ありません。
濃厚接触者の確認ができたら、なるべく速く保健所へ対応を願うか、一定期間を休みにするなどの対応を行いましょう。
最後が最も肝心な、体調不良時の対応方法です。
体調不良時の対応方法
体調不良時の対応方法は、初期対応が最も重要です。
体調不良を訴えて来た場合には、速やかに休ませる事と医師への診断を勧めて下さい。
- 体調不良時は、医師の診断をする。(体温が37.5度以上が続いた場合)
- この間に、3日間以上続く様であれば、行動記録も書いてもらう。
- 濃厚接触者の特定と、次の対応を進める。
- 濃厚接触者にも、在宅などで2週間の勤務を進める。
この様な形で決めておくと、対応は速いですね。
まとめ
コロナ感染も含めた感染症対策は、既に現在の感染拡大を考えても最低限必要ですね。一番の目的は、濃厚接触者を特定して感染拡大を防ぐ事です。
- 個人情報の第3者提供における同意書
- 行動記録簿の作成
- 体調不調時の対応方法
この手順は、直ぐにでも作成して置きましょう。