- こんな仕事を行っても生産性がない。
- これは本当に意味のある仕事なの?
このような言葉は職場では良く聞くことですね。
そんなこと言っても、具体的にどうしたらいいのか教えて!
というのはよくあることですが、生産性がないと言われてしまうと止めてしまうだけなので少し表現としては間違っているかもしれません。
生産性というものは高めるもので、決してないものではないんです。
この記事では、生産性について
- 生産性を高める基準の考え方。
- 生産性を高める方法と解決策。
この2つについて紹介しています。
一つの回答として考えてもらえば、考え方自体は筋道が通ってくるので応用にも繋げやすくなりますよ。
生産性を高める考え方!最終的には利益を考えれば道筋が見えます。具体的な方法も紹介。
生産性を上げる方法は沢山あります。
現在ではテレワークも進み、色々な方法が取り入れられているかもしれません。
時には生産性を上げようとしても、時間だけが短縮されたただけで生産性が上がった
と勘違いしている部署や会社も多くあるかもしれません。
しかし、生産性を上げる事によって、しっかりと利益に繋がらなければ全く意味が有りません。
利益は後から付いてくると誰もが思うかもしれませんが、決して後から利益が付いて来ると
言う訳でもないのですよ。
始めから、しっかりと利益について考え目的を持つ事が大切です。
この記事を読むと
- 利益の基準を考えた組み立て
- 現在の問題点
- 対応手段
が理解できると思います。
特に、色々な形で時間効率や生産性を考え実行はしているが、思う様な結果が出ないと思われている方は一度読んで見て下さい。
すべては、最初に基準を置く事から始まります。
利益の基準を考えた組み立て
利益ベースを考える上で最も大切にしなければならない事は、一人辺りの利益です。
PLが読める方は、一株辺りの売上、一株辺りの純利益を指標にすると思いますが、普段から利益を意識して組み立てを行う事は非常に大切です。
売上は物価の上昇や材料費、景気変動によって大きく変わりますが、利益を維持する事が出来れば会社としての存続や雇用の継続と言う視点では問題ありません。
これは良く言われる事ですが、経営者は利益で見ます。
従業員やそこで働く幹部は売上や稼働と言った実販売数で考えます。
確かに売上も重要な事には間違いありませんが、最終的に利益を残すと言う事が出来なければ
従業員の福利厚生も雇用自体も維持する事は出来ない事を理解する事が大切です。
そこで必ず考えなければならない事は、一人辺りの利益です。
売上や稼働を上げようとした場合、誰もが考える事は
- 人員の増加
- 稼働日数の上昇。
- 稼働時間の上昇
この様な事を行う方は多く見えられます。
一時的には売上や稼働は上昇するかもしれませんが、この方法を使うと最終的には人件費などの固定費が高騰してしまいます。
常に見て置くことは、一人辺りの利益を良く見て置きましょう。
これは、時間辺りまで出せると更に効果的です。
現在の問題点を洗い出す
現在の問題点が解っていなければ、次の施策を打つ事が出来ませんね。
多くの企業や個人でも、生産性の向上は必ず実施しております。
それでも結果が伴っていない企業や部署は、一度横の繋がりを考えて見る事が大切です。
先日、デジタル庁の設立へ向けて、縦割り行政から横の繋がり、要するに連携ですね。
この連携を高めて効率化を図ると言う話をしましたが、これと同じです。
部署内で縦割り行政となっている場合、他の部署との連携がうまく行きません。
これでは、部内で効率化を図ろうとしても、効果は得られなくなってしまいます。
生産性を上げる方法は沢山あります。
生産性の上昇に取り組んでいるのであれば、結果が実施前と比べてどうだったのかを検証し、今一度振り返る事が必要ですね。
横の繋がりを高める対応手段
横の繋がりを高めて連携への対応手段は、個人のスキルアップが一番の近道です。
横の繋がりを持たせるためには、同一の分野だけを行う訳ではありません。他の部署や色々な事ができる様になる事が大切です。
これができる様になると、普段は違う部署で起きた問題が、直ぐに別の所でも解る様になります。更に、多くのスキルを身に付けている人が多くなれば、その分だけ対応も早くなります。
普段、問題なく行っている事でも、他の人から見た時にはもっと良い方法があると言う事も沢山あります。
結果的に早くなれば、当然ですがロスも少なくなり生産性は上がりますね。
横の繋がりさえ持ってしまえば、自動化なども早く進みます。
現在、色々な形で取り組んではいるが思う様な結果が出ないと言う方は、一度連携を考えた横の繋がりを見て行きましょう。
まとめ
生産性を高めるためにはプランニングが重要です。
そのプランニングの土台は、利益をしっかりと残し生産性を上げると言う事です。
生産性が上がり利益が残る様になったかどうかは、
一人辺りの利益で算出しましょう。
生産性を上げよるために行ってはいけない事は、
- 人員の増加
- 稼働日数の増加。
- 稼働時間の増加。
この3つです。
この3つが上昇すると、結果的に固定費が上昇します。
言い換えれば、生産性を上げるためには、
- 人員削減
- 稼働日数の減少。
- 稼働時間の減少。
この3つを目指すために、横の連携を高めましょう。
横の連携を高める方法は、個人個人が幅広いスキルを身に付ける事が最も早い対応方法です。