孫氏の兵法で人間関係も解決!全13章をビジネス場面と合わせて紹介します。

自己啓発
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甘えんぼう
甘えんぼう
  • 会社の上司と合わない。
  • 学校でも先生と衝突してしまう。
  • 人間関係って難しいな〜
一度くらいこのような経験はあるのではないでしょうか。

人間関係で悩んでいるあなた。孫子の兵法を学ぶと解決するかもしれませんよ。

孫子の兵法って中国で書かれた戦いの方法でしょ!古くない?

と思われているかたも多いかもしれませんが、現在でもビジネスの場では大きく活躍しています。
ビル・ゲイツや孫正義氏も愛読書にしているくらいにファンも多いんです。

一言でいってしまうと、孫子の兵法は人間関係に大きく影響した本なんです。
孫子の兵法を学ぶと

  1. 人間関係
  2. マーケティング

この2つには大きく役立ちます。
その理由は、すべての行動は人が行うことであること。競争も人が行うことに対して起きるということです。
マーケティングなどは人が行う行動ですね。何かを買ったり欲しがったりするのも人です。

この本質が孫子の兵法には書かれています。
現在でも活躍している理由もここにあるのですよ。

孫氏の兵法で人間関係も解決!全13章をビジネス場面と合わせて紹介します。

孫子の兵法は最古にして最強と言われる兵法書です。
古代中国の将軍 孫武によって書かれたと言われておりますが、ランチェスター戦略やたくさんのマーケティング理論もすべて土台になっていますね。
孫氏の兵法は、あの「孫正義氏」や「ビルゲイツ氏」も愛読したくらい読めば読むほど深みを発揮してきます。
戦国時代では武田信玄や徳川家康も愛読していたそうですよ。

そんな孫氏の兵法は、兵法書でありながら実は人間関係の書とも言われています。
その理由は、すべてのことは人が行うことだからです。
  • 戦いを起こすのも人
  • マーケティングでものを販売するのも購入するのも人
  • ものを作るのも人

世の中のすべては人が行うことで支配されているからですね。
すべてを突き詰めていくと、人間関係の究極理論にたどり着くことから人間関係の書と言われておりますよ。

孫子の兵法言 第3篇で有名な「敵を知り己をしれば、百戦危うからず」という言葉があります。
これは、敵を知って自分自身を知ってしまえば、負けることがないという意味です。
この言葉には続きもあって、敵を知れば五分。己を知っても5部、どちらも知らなければ絶対に負ける。
とつながっています。

この言葉からも孫子の兵法は勝ちにこだわるよりも絶対に負けない戦いを行うことを大切に考えています。
負けなければ民が苦しむことも国が滅びることもありません。
攻撃は最大の防御という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、防御は最大の攻撃との考えが孫子の兵法です。

孫氏の兵法を人間関係に取り入れると敵を作らずにチームとしての力も向上します。

孫氏の兵法は13篇から作られています。

  1. 無謀な戦争はしない。
  2. 戦争は長期化させない。
  3. 戦わずして勝利をおさめる。
  4. 防御を強化し勝利の形を作る。
  5. 兵を選ばず、自軍の勢いを操る。
  6. 主導性を発揮する。
  7. 敵よりも早く戦地に着く。
  8. 将軍は戦局の変化に臨機応変に対応し、危険を予測する。
  9. 戦場では敵の事情を見通す。
  10. 地形に合った戦術を用いる。
  11. 地勢に合った戦術を用いる。
  12. 利益にならない戦争は起こさない。
  13. 間諜(スパイ)を使い敵情偵察を行う。

この13篇をビジネス場面を紹介しながら紹介を進めて行きます。

孫子の兵法は、解釈のしかたで形を変えて活躍できる場面も広がります。
今回は、ほんの一部となるため興味が出たかたは是非本も読んで学んで見ましょう。

無謀な戦争はしない。

1.無謀な戦争はしない
戦争を決断する前に、戦争をするべきか避けるべきか、被害の大きさなどを考える。戦争で一番考えなければならない事は、勝っても負けても兵は疲弊すると言う事です。土地も荒れます。その疲弊した兵士や土地を戻すのにも労力が掛かります。よって、戦わない事が一番効率が良いと言う事ですね。
→ビジネスで新規事業を立ち上げる際にそのリスクを検討する。
→人脈でも同じです。争う前に敵を作らない様にする事が大切ですね。

戦争を長期化させない

2.戦争を長期化させない
戦争が長期化しても国の利益にはならない。
これも兵士で考える事で良く解ると思います。戦いが長く続けば、食料などの物資も不足して行きます。その分、蓄えとしても少なくなって行きますね。同時に長引けば、その分土地も荒れ修復するのにも時間を要します。
→新しいチャレンジをするときに、無用な消耗を食い止める。ダラダラ取り組んでも無駄が増えてしまう。時には撤退も必要。
→人間関係では、争いが長引けば、お互いに気まずはも増します。更に周りの人脈にも影響しますよ。

戦わずして勝利を収める。

3.戦わずして勝利を収める
孫氏の言葉でも有名な言葉で「敵を知り、己をしれば百戦危うからず。敵を知り五分、己を知り五分、共に知らざるは無なり」というのがあります。
百戦百勝するためには、格下の相手と争うことが大切ですが見極めは更に大切です。
百戦百勝が最善ではない。戦闘を行わずに敵を降伏させることがベストである。
→成功を周囲に模倣される可能性がある。すべての場面で成功のみを追求することが必ずしも最善とは限らない。
→相手が失敗する事を待つのも良いでしょう。更に、敵の資源を経つと言うのも有効な施策です。資源が無くなれば、撤退するしかありません。攻撃も弱くなって行きます。

防御を強化し勝利の形を作る。

4.防御を強化し勝利の形を作る
防御の形を作ると兵力に余裕が生まれるが、攻撃の形を作ると兵力が足らなくなる。攻撃はチャンスを見て素早く行う。
→勝てる状況を作り上げ、競合に対する優位性を確保する。
相手が攻めてきても、物資と言う資源は限界があります。それに耐えれるだけの蓄えと兵力があれば、相手は自滅をして行きますね。これは大切な事ですよ。勝つよりも、負けない事を優先する方のが勝利へは近づきます。
→チャンスがくるまでミスをしない事も大切。

兵を選ばず、自軍の勢いを操る。

5.兵を選ばず、自軍の勢いを操る
戦闘が開始される際の勢いを巧みに利用する。愛国心、忠誠心も同様ですね。これは、会社であれば自分の会社に愛社精神や気持ちが入っていなければ、結局辛い目にあった際に離れて行ってしまいます。兵力が整わなけれ戦う事は出来ませんね。
→周囲が自然と盛り上がる状況を作る。
→自分がやらなくても、周りが行ってくれる環境を作る

主導性を発揮する。

6.主導性を発揮する
敵が攻撃できないように、敵が防御できないように戦う。敵を思いのままに操り、自軍は操られない。
→先手を打ってビジネス環境を整える。
先手必勝は非常に重要な事です。後発は、先駆者よりも努力をして付加価値を付けなければ追い抜く事は出来ません。マラソンでも、先にスタートした相手に追い付こうとしたら、その分エネルギーを使うと思います。疲弊してしまえば、結局ラストスパートで離されてしまいますね。先に仕掛けた方が勝ちです。

敵よりも早く戦地に着く。

7.敵よりも早く戦地に着く
まわり道をいかに直進の近道にするか。兵士の集中を統一し、敵の気力を奪う。
→最大の事前準備は自分が先手先手を打っておくこと。
→人よりも早く出社するだけで、上司の目に止まる。情報が入る。

将軍は戦局の変化に臨機応変に対応し、危険を予測する。

8.将軍は戦局の変化に臨機応変に対応し、危険を予測する
敵に攻められても大丈夫な備え、攻撃させない態勢をとる。
→リスクは変化する。状況の変化にすばやく対応する必要がある。
→気が変わっても柔軟に対応する事

戦場では敵の事情を見通す。

9.戦場では敵の事情を見通す
戦争は兵士が多ければいいものではなく、集中して敵情を見れば、勝利することができる。
→メンバーとコミュニケーションを良くとり、状況を可視化することが重要。

地形に合った戦術を用いる。

10.地形に合った戦術を用いる。優れた将軍は自軍・敵軍・土地のことを考えて行動する。
→事業環境に沿って戦略を練ったり、上司のタイプによってコミュニケーションのスタイルを変えたりすることも重要です。

地勢に合った戦術を用いる。

11.地勢に合った戦術を用いる。はじめのうちは控えめに、チャンスができたら一気に敵陣深くに侵入する。
→成功体験に固執しない。1度成功した方法が次も成功するとは限らない。

利益にならない戦争は起こさない。

12.利益にならない戦争は起こさない。火攻めは水攻めと違って物資を燃やすことができる。滅んだ国は再興せず、死んだ者は生き返らない。
→一石二鳥の戦略や戦術があれば、それを選ぶ。一番は相手の資源を経つ事です。戦いでは、兵の食事が一番大切ですね。食料が無ければ餓死してしまいます。企業でも、相手の優秀な人材を引き抜くと言う方法で資源を経った企業は山ほどありますよ。

間諜(スパイ)を使い敵情偵察を行う。

13.間諜(スパイ)を使い敵情偵察を行う。敵のスパイも上手く誘ってこちらのスパイにする。
→情報の価値は非常に重要である。情報収集を怠らないこと。

特徴としては、簡単に戦争や争いを起こすことを避け、長期化させて国力を弱めることを避けたりという非好戦的な面が挙げられます。これは、戦いの世界でも非常に参考となる事案になります。日本史でも各戦の戦場は、自陣や相手の陣地ではありませんね。態々、自分の陣地や農民を苦しめる様な事は誰も行いません。前半は戦わずして勝つ秘訣、後半は戦いとなった時のスピード決着の秘訣を説いております。

また、いかに自軍が主導権を握るかを重要視しており、細部にまでこだわった観察と臨機応変に対応することが述べられています。

まとめ

孫子の兵法の一部を紹介しました。
孫子の兵法は最古にして現在でも愛読者が多い兵法書です。

兵法書ですが人間関係の書とも言われています。
人間関係の書と言われている理由は、ビジネスの場面で何かものを購入したり作ったり、さらに会社での上司や部下もすべて人が行うからです。

孫氏の兵法は13篇から作られています。

  1. 無謀な戦争はしない。
  2. 戦争は長期化させない。
  3. 戦わずして勝利をおさめる。
  4. 防御を強化し勝利の形を作る。
  5. 兵を選ばず、自軍の勢いを操る。
  6. 主導性を発揮する。
  7. 敵よりも早く戦地に着く。
  8. 将軍は戦局の変化に臨機応変に対応し、危険を予測する。
  9. 戦場では敵の事情を見通す。
  10. 地形に合った戦術を用いる。
  11. 地勢に合った戦術を用いる。
  12. 利益にならない戦争は起こさない。
  13. 間諜(スパイ)を使い敵情偵察を行う。

この13篇からなりますが、孫子の兵法は戦いに勝つ兵法ではなくて負けない戦い方です。

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