グレートリセットで世界が変わる!?2021年のダボス会議は注目です!
グレートリセットと言う言葉が少し前に出てきましたが、
このグレートリセットと言う言葉は、来年2021年の5月頃までは頻繁に出てくるかもしれませんね。


現在、世界的にも経済自体が不安定な状況となっております。
働き方自体も大きな変化を遂げようとしておりますね。
テレワークやAIの発展、世界経済を見てもITの波は物凄い勢いで押し寄せ、雇用も変わろうとしております。


その中で、来年5月にスイスで行なわれるダボス会議のテーマを
グレートリセットにすると発表しております。
このダボス会議には、政治家や一般企業からも参加され毎年開催されております。


では、グレートリセットとは何なのでしょうか。
グレートリセットは、良く通貨や金融をリセットすると捉えられておりますが、本質はそうではありません。
今回、世界的にもコロナショックでパンデミックが起きました。
今回のダボス会議のテーマは、このパンデミックで露呈する結果となった様々な問題と向き合い、公平且つ公正な世界を作る事も目的に開催されます。
グレートリセット自体の目的としては、パンデミックで社会の変化が良い方向に変えるチャンスだと変化を加速させる事だと言われております。
今回の課題としては、
- 経済のリセット
- 社会基盤のリセット
- 地政学的リセット
- 環境のリセット
- テクノロジーのリセット
- 産業と企業のリセット
- 個人のリセット
この様な話が出ております。
難しい話の様に感じますが、決して難しい話ではありません。
今回のコロナショックで、ウィルスと言う自然の驚異や個人の孤立など、様々な面で浮き彫りになった面も多くあります。この問題について今後の事を皆で考えて対策を行おうと言うのが今回の主旨ですね。
その中でも重要になるのが
- 経済のリセット
- 社会基盤のリセット
この2つは世界経済にも大きな影響を及ぼします。
その結果、個人のリセットにつながる働き方は生活の仕方へも影響を及ぼしますので注目ですね。
経済のリセットが大切な理由
過去の歴史においても、感染症の発生以後はグレートリセットは継続して行なわれて来ました。
当然ですよね。感染症が広まれば、その対応策や施策で経済や社会機構自体も組み直されて来ました。
例えば、今までの流れですと
感染症が広がると
- 経済が停滞する。
- 金利を下げて支援をする。
- 資本側はコストを掛けて投資を行う。
- 実質の労働賃金は上がる。
この様な傾向が出ております。
これは、黒死病が流行した後でも起きております。
単純な話ですね。
働く側として見れば、
- 危険な状況でも働く代わりに賃金を要求する。
- 更に、雇用側から見ると賃金だけでなく、安心して働ける様に設備を整える。
この様な事が起きております。
では、なぜこの様な流れになるのかと言うと、経済の復興や発達にはGDP(国内総生産)を上げると言う事を全世界が共通して行っているからです。
経済のリセットで、GDPではなくて働く環境面に目を向ける事が出来る様になれば、大きく変化もして行きます。
今後は、デジタル経済で労働の見直しも行なわれていくのではないかとも言われております。
デジタルは目に見えないため、GDPには結びつけ難いのも特徴ですね。
社会基盤のリセットが大切な理由
社会基盤のリセットで注目を集めているのが、富裕層とそうでない層との格差です。
特に、ロックダウン中の働き方は、
- 富裕層:テレワークなどの在宅勤務
- 一般層:労働勤務
となりました。
しかし、実際に社会を支えていたのは労働勤務の一般層です。
病院の医師や看護婦もそうですね。配達員や生活を支えていた方も同じです。
一見、テレワークなどの層が会社や社会を支えていると捉えがちですが、実際に社会を支えているのは労働として働いている一般層です。
何者にも変えがたい労働者には、それに見合った報酬を支払うと言うのも考え方の一つですが、今現在もその根深い格差は広がっております。
この乖離を少しでもなくし見直しを図りたいと言うのも考えの一つとなります。


グレートリセットと聞くと、難しく怖い話に聞こえますが、
実際には志としては公平と公正を考えた取り組みである事自体は理解して
起きたいですね。
まとめ
2021年5月にスイスでダボス会議が開催されます。
ダボス会議は政治家から一般企業の方が3,000人程参加されます。
今回のダボス会議のテーマは、グレートリセットについてです。
グレートリセットとは、世界的に広がった感染症によって経済面や社会面で起きた様々な問題点について、公平且つ公正な世界を作る事も目的に開催されます。
経済の不況の中、仕事が無くなっている労働者も多く見えられますが、実際には働く側の方が強くなっていると言う事に早めに気づき、企業側は対策を行う事が大切ですね。
基軸通貨であるドルに変わるデジタル通貨にも注目は集まっておりますよ。
期待しましょう!