ダイバシティーについて
皆さんはダイバシティーと言う言葉をご存知でしょうか?
本日は、誤解をされている方も多く見えられる為、このダイバシティーと言う言葉を考えて見たいと思います。本当の意味での言葉を理解し、自分がどの様に進むべきかを考えて行きましょう。
多種多様化
ダイバシティーと言う言葉で一つめのポイントですよね。この多種多様化は企業において人種・国籍・性・年齢は問わずに人材活用する「人材と働き方の多様化(多様性)」を意味します。ダイバーシティー・マネジメントと言う言葉は、多様な人材の雇用や勤務を可能とするシステムですね。現在、ダイバシティーと言うと、この両方を指す事が多いので、簡潔に「年齢、性別、国籍を問わず、誰でも活躍できる様々な勤務体系、システムを作り運営して行く事。」と私は説明させて頂いております。
女性の活躍
女性は子供を産んで育てたり、男性よりも大変な一面を持っております。日本では、この女性の活躍が一番のダイバシティーとなりました。産休・育児休暇がこれに該当しますね。女性は出世し難いと言う環境も、この女性の活躍から大きく変わり、今では遜色ない企業様や、旦那様も育児休暇取られる企業様も増えて来ております。
働き方や場所と雇用形態の重要性
近年話題に上がることが多い「ワーク・ライフ・バランス」ですね。女性が仕事と育児を両立させるためには、育児休暇を取ったり、在宅勤務ができたりなど、柔軟な働き方をできることが重要となるためです。ほかにも、正社員や契約社員、派遣社員などの雇用形態、在宅や地域限定社員など働く場所の多様性も含まれます。
最終目的は、チーム力を高める事
ダイバーシティーは、その対象者を女性、高齢者、障がい者、外国人、フリーターといった方々の採用・活用に広がり、働き方の多様性も企業の経営施策に盛り込まれるようになりました。これは、世界がマーケットとなる中で、外国の方々からの文化、情報は多大で商品を宣伝するにも、さまざまな立場からの意見を取り入れ、なるべく多くの人に届くように、配慮してモノづくりやコミュニケーションをする必要が出てきたからです。そうすると、多様な思考の人をチームに入れる必要があります。多様性を持って企業理念へも取り組んで行かなければ、企業自体が成長出来なくなってしまいます。さらに、大企業に留まらず、中小企業においても、ダイバーシティーの取り組みが広がっております。
まとめ
ダイバシティーの最終目的は、チーム力を高める事です。また、チーム力を高める為の採用活用でもありません。人材活用です。これは、企業が考えるだけでは到底行えません。企業と雇用される側が共に考え行動して行かなければ、結果的には会社が無くなり、自分の居場所が無くなってしまいます。決して、与えてくれるものではないと言う事を理解して下さい。常に自分の意見を述べる自立した意思を持った社員と、少数派の見解であって初めて、真のダイバーシティーが実現します。