仕事を進める上で大切な事とは?
仕事をする上で大切は事は、何だと思いますか?
成果・結果を出す事も重要ですが、最終的には、成果や結果を出せる人材を育成する事が最も重要な事です。では、成果・結果を出す為には、どの様に仕事を進めたらよいのかと言えば「知る」「解る(理解する)」「出来る」「教える」の順で仕事を進めて行き、助言も出来る様になる事です。継続する為にも必要ですし、誰かが迷ったり悩んだ時にも、この4つの項目で、どの段階から進んでいないのかを知る事ができれば、助言も適格になりますよ。まずはこの4項目である「知る」、「解る(理解する)」、「出来る」、「教える」を身に付けて下さい。
知る
これは、まずは知識として知る事が最優先ですね。何も知らなければ、勉強としても成り立ちません。そこまで辿り付けません。法律の知識もそうですし、安全の知識も同じです。安全の為に「ヘルメットをかぶりましょう」これは、知るの段階の事です。そうか、ヘルメットをかぶると安全なのかと知る事が出来ます。知る事が出来れば、次になぜ安全なのだろう?どこまで安全なのだろう?と考えれば、次のステップで「解る(理解する)」に結びついて行きます。まずは「知る」事から始めて下さい。
解る(理解する)
「知る」事が出来れば、次の「解る(理解する)」に結びつけて行きましょう。言われたからやっていると言う段階では、次のステップへは繋がって行きません。「安全の為、ヘルメットをかぶる」と言う言葉、知る事は出来ましたね。では、本当に安全なのか。どこまで安全なのかを知る事が出来れば、更に先まで対応する事が可能となります。ヘルメットをかぶる理由は、「頭」を守る事ですよね。一番大切な所は頭です。では、大切な所を知る。理解する事が出来れば、ヘルメットが無い時にでも、対応も出来る様になるのではないでしょうか。また、より安全にヘルメットを着用する事も出来る様になると思いますよ。「知る」「解る(理解する)」事が出来れば、確実に遂行能力が上がったり、臨機応変に対応できる様になります。良く、応用力が効かないと言われる方は、「知る」「解る(理解する」と言う部分の「解る(理解する)」と言う部分が不足しております。どちらかと言えば、「解る」の箇所を「知る」に置き換えて、暗記として覚えている傾向が強くあります。この「解る(理解する」の箇所を何度も繰り返し練習したり、復讐したり強くしてあげるだけで結果は大きく変わってきます。特に、面倒だから覚えておけばいいやと思っている方が要注意です。必ず理解するまで教えてあげる。自分自身でも理解するまで学びましょう。
出来る
ここが、仕事でも一番楽しい時期ですね。「知る」「解る(理解する)」まで来ると、色々な事が出来る様になります。新しく自分の力やアイデアで仕事を進めたり、発見したり、企画したりも出来る様になって来ます。ここでは、本当に成長を感じる事が出来る様になったり、オリジナリティーを出せたりと良い方向にばかり進んで行きますね。喜びを噛みしめながら充実を満喫して下さい。
教える
「知る」「解る(理解する」「出来る」と来たら、最後は教える事です。この教えるとは、非常に難しい事です。単純に今まで知って来たこと、出来る様になった事を教えるだけでは不十分です。一番は、その人にあったやり方は教え方で、共に考えながら「知る」「解る(教える)」「出来る」「教える」の仕組自体を教え、本当に自分自身も完璧なのかを確認して下さい。この4項目は非常に大切で、最初からこの仕組を解っているのと解っていないのとでは、完成度が違ってきます。何も言われなければ、自分が出来る様になれば良いと思うだけかもしれません。最終段階を誰かに教えるとイメージさせておけば、それまでのプロセスは間違いなく変わってきます。また、ふとした事から、まだまだ理解していない点もあったと教えられます。教えると言う最終段階をイメージして物事に取り組んで行きましょう。
まとめ
今回、仕事を進める上で大切な事として書いて見ました。最近、相談される事として「上手く教えるコツ」とか、どうしたら理解してくれますか?と言う質問が多く、この時期になると今まで教えた事がない先輩が教える立場になったり、更に教えた事のない先輩を預かったりと新入社員が増えると立場の違った見解が増えてきます。最初から「教える」と言う事までイメージが出来ていれば容易な事かもしれませんが、最初に仕事を教えてもらう状態ではイメージし難いものです。誰も、最初から学校の先生になるとは思っていませんよね。そこで、この仕事を進めるコツも知って、理解し教える事まで出来れば、かなり成長した際の成長も見えてくると思いますよ。是非、実践して見て下さい。