携帯電話料金の仕組み!平均使用料金は毎年増加?とれとも減少?
各社から格安SIMが普及する事によって、携帯電話料金は下がっている印象を受けますが、本当に下がっているのでしょうか。
MMD研究所の発表では、大手3大キャリア・格安SIMユーザー共に2016年から電話料金は増加しております。
大手3大キャリア:590円増加 2016年平均7,433円 2019年平均8,023円
格安スマホ :822円増加 2016年平均2,067円 2019年平均2,889円
となっております。現在、総務省からも携帯電話料金の高騰が指摘されているのに不思議な現象ですね。格安スマホの方が値上がり率が高いと言っても、大手キャリアの料金と比べれば、大きな差が出ておりますね。
スマホ料金の仕組み
スマホの料金は、複雑な印象を受けます。
何がオプションで高くなっているのか、考えるだけで嫌になってしまうと言う方も多い様です。
しかし、スマホの料金は、たった4つの要素から成り立っているだけです。
この4つの要素を理解してしまえば、そこから高くなっている要因を考えれば直ぐに節約する事は可能です。
その4つとは
- 電話(通話)
- インターネット(データ通信)
- オプション
- 端末料金
この4つから成り立っております。
電話(通話)
携帯電話は、本来持ち運びが出来る電話ですから、本来の目的は電話ですね。
ここでの料金プランは、かけ放題なし(20円/30秒)と非常に高額となります。かけ放題ありでのプランでは、色々なサービスは料金体制がありますね。ここでは、自分に合った一番安く済むプランを選択する事が大切ですね。
インターネット(データ通信)
スマホの普及により、現在はこちらの方が主力ですね。現在、世界でインターネットやスマホが普及している事でデータ量が大きく増加しております。各キャリアでも通信プランや通信制限があるのは、使用を減らす事が目的ですね。30ギガまでは通信制限を受けない様に通信プランを大きくする事で解消はされますが、通信料金は高くなってしまいますね。
オプション料金
セキュリティーサービス、サポートサービスなどが該当しますが、このオプションサービスが一番の曲者です。オプションサービスは、月額少ない金額となりまうが、複数が集まると大きな金額になります。しかも、このオプションサービスは携帯電話会社のドル箱です。利益の源ですね。さらに、初月無料で翌月から費用が発生するために、最初の契約時に翌月解約して下さいとオプションが付いてしまう事は多々あります。殆どの人が解約を忘れたり、やり方が解らないとそんままになっているため、最も利益率が高い商品です。オプションは無料だからと付けるより、付けない方のが将来的には必ずお得です。初月無料ですと言われても、興味がなければ使いません。
端末料金
端末料金は、端末本体を分割払いにした料金ですね。一括で購入を行えば掛かりませんが、殆どの人が分割で購入するため、この端末料金が発生します。
料金を複雑にしている正体
スマホ料金で徳をしているのか損をしているのか解らなくしているのが「割引」です。
この「割引」はかなり複雑になっています。どの会社も家族割を行なっておりますが、家族誰かがやめると家族割を受けれなくなると言う事もあります。家での光回線とのセットコラボもありますね。セット割や家族割、さらに初回限定値引きは、気がついたら自分の通話料金が上がっただけだと思ってしまうため、敗北感さえ芽生えます。
まとめ
携帯電話料金は、年々上昇しておりますが、その大きな理由はデータ通信量と端末料金が大きな要因となります。データ通信は、繋がりやすさを求めると高額となります。世界で使用する人が増えれば更に繋がり難くなるため、規制も厳しくなってきます。結果的に料金はどんどん上がりますね。端末料金も同様に性能の向上から高騰しております。全体の料金自体を見直す時は、大きく下げれる要素はないか。各4つの要素別に見て行くと、解りやすく無駄を省く事も出来ますよ。
割引は、一番最後に考える方が惑わされないと思います。かなり複雑なので、割引は最小限で節約が出来れば、最も効率的ですね。