行動を誘発する方法 選択方式は最強です。

自己啓発
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行動を誘発する方法 選択方式は最強です。

行動をしてもらうためには、選択方式が最も行動をしてもらい易い方法です。
これは、自分の意図する行動に導くために「似た行動や意見」を用意する「おとり選択で行動を誘発する方法」がさらに有効です。おとり選択肢で行動を誘導する方法と聞くと、何か怖そうなイメージが沸いてくるかもしれませんが、これは日常的に通販サイトや、さらにはスポーツの世界でも頻繁に行われている方法なんです。

スポーツの世界では、良く駆け引きの一つとして使用されますね。
スポーツの世界での鉄則は、審判を味方につけることと言われますが、審判が自分の意図する様に、さらにはチームや仲間の助けとなれば、これほど力強いものはありません。でも審判は公平でなければなりませんね。そこで、味方につけることと言うよりは、癖を知ることが大切なんです。

例えば

野球の審判が、低めのストライクゾーンを「ストライク」と判定したとき、その低めのコースは試合中、ストライクが取りやすいと言う例はご存知でしょうか。
これは心理的な自己肯定の一部ですね。また、低めを取るのか高めを取るのかと言うことは、審判の癖が大きく影響すると言われております。この癖の特徴を良く理解しておくと、次の試合の時には応用しやすいですね。

方法としては、ピッチャーやキャチャーが、ワザとボールとわかる玉投げます。次に、ストライズゾーンの玉を投げます。さらに、きわどいギリギリのコースを狙って投げます。

これを繰り返す事で、ストライクゾーンを誘発するんです。
この要素は、色々な分野でも活用する事が出来ます。時には仕事でも恋愛でも当てはまりますね。
仕事では、決裁や承認を得る時には非常に有効です。

おとり選択肢を用意する方法

おとり選択肢は用意する方法は、まず自分の中で本当に選んでほしい項目があったとします。
自分の意見や選んでほしい項目へ誘導するためには、残り2つの選択肢、合計の3つの選択肢が必要となります。

人は心理的に、「損をする」と言う事を一番避けたい考え方です。

ポイントは、

①誰が見ても簡単に出来るもの。
②難しくはないが、簡単でもないもの。
③誰が見ても難しいと感じるもの。

この3つがポイントですね。

特におとり選択で必要な事は、②番の「難しくはないが簡単ではないもの」をどの様な形で自分のものとして行くのか、自分に良い結果が出る様に導くのかがポイントです。選んでほしい項目②番から決めて、あとから①番と③番を考えると方法としてはやり易いですよ。

例えば、

子供に「明日のテスト」を頑張ってほしいと考え、目標を達成できたらご褒美を用意します。
では子供に目標を設定しますね。

①テストで30点以上を取ったらご褒美。
②テストで100点を取ったらご褒美。

さて、この状態で子供にどちらを選ぶのかと目標として投げかけると、圧倒的に①を選びます。これは、誰でもご褒美がほしいと思いますし、損をしたくはないと考えるからですよ。

しかし、目標30点だと結果として取れても嬉しさは少し小さいですし、子供たちのためにもならないと思います。そこで、真ん中の②番に

「テストで70点以上を取ったらご褒美」

と言う項目を追加すると、圧倒的に②番が選択される様になります。これは、目指す高校であったり、進学で迷いそうな時にも効果的に活用することも可能なんです。

まとめ

相手の方に行動をしてもらうためには、選択方式が一番効果的な方法で、パターンとしても3種類用意することが最も選ばれやすい方法です。
ポイントとしては「損をしたくないと言う考えを誘発すること」です。

そのためには、自分が選んでほしい項目に対して、

  1. 簡単なものを用意する。
  2. 難しいものを用意する。

この2つを用意することで合計3つから選択してもらうと言う方法が最も効果的です。
仕事や恋愛、さらには家庭での旦那さんへの行動にも役立てて円満な家庭を作りましょう。

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