目標と目的とは

自己啓発
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目標と目的とは

良く3日坊主と言う言葉も耳にしますが、物事を継続出来ない方の特徴として、この目標と目的が明確になっていない方が見受けられます。これは、実績を残せない方にも同様な特徴が出ますね。実績が残せない方は、どんなに努力をしても認められなかったり、結果が出なかったりと遠回りをしております。目標と目的は、結果を出す上では非常に大切な事です。今、行っている事は正しい目標でしょうか?目的は明確でしょうか?もう一度、自分自身を見つめ直して見ましょう。

ポイントは

  1. 正しい目標
  2. 明確な目的
  3. 手段との違いに注意
  4. 仲間を作る

正しい目標

正しい目標とは、現実味がある目標とか、努力する事で達成できるだけの数値であったりと言う訳ではありません。確かに、達成する事で自信を付けていく事は必要です。小さな成果が大きな成果を生み出す事は間違いありませんが、それだけでは大きな成長には繋がりません。大きな成長や成果を得る為には、正しい目標と、目的がしっかりとしている事です。ビジネスの世界であれば共通の目的として全員が共有と成功するイメージを持っている事が重要です。

例えば、

売上を10倍にしましょう。売上10億円。でも構いません。ここで、なぜ10倍なのか?なぜ10億円なのかと言う明確な目的が無ければ、そんな事できる訳がない。と無理に決まっていると言う風習が出てしまいます。個人で行うダイエットでも同じですよね。夏までに5キロ減量を行うと言う目標を掲げても、その先の目的がなければ、なかなか持続はされて行きません。しかし、夏までに5キロ減量を行い、ビキニを着て海に行くと言う少なくとも明確な目的を持てば、持続され易いものです。

ビジネスの世界でも良くある話で、

「目標達成しないと評価されないから、達成できそうな目標にしておこう。」
「そんな達成できそうもない目標にさせられたら、やる気なくなりますよ。」
「そもそも目的は何なんですか? 給料抑えたいだけでしょう。」

この様に目的のはっきりしない目標を追いかけ続けると正直疲れます。
正しい目標には、数値的な根拠よりも、明確な目的を明示する様にしましょう。

明確な目的

明確な目的は、必ず全員が共感している事と、それぞれの言葉で説明できる位に理解度を高める必要があります。どちらかと言えば、目標を達成できるかどうかと言うのは、この目的の部分に掛かっています。より具体的に、共に歩みながら持てる目的の方が達成され易いですね。5W1Hと言う言葉を良く耳にしますが、この5W1Hを使って目標と目的を明確にすると継続もされ易く、結果としては達成へ近づいて行きます。

手段との違いに注意する

良く目的と手段を勘違いしてしまったり、やっている最中で、これは手段だなと変化してしまう事も多々あります。先ほどのダイエットで例を例えると、目標は5キロのダイエットだったかもしれませんが、気がつけば無理な減量を重ねていたり、トレーニングにのみ没頭したり、こうなって来ると楽しさがなくなり苦痛な状況のみ残って行きます。結果も出にくくなります。結果が出ない為に、更に苦痛度は増して行きます。物事が継続されない方は、この目的の所を手段に置き換えて考えがちですね。その為に、なかなか継続されません。心当たりのある方は、是非この目的と手段を見直す様にして下さい。それだけで大きく変わってきますよ。

仲間を作る

この仲間を作ると言う事も非常に大切です。仲間を作ると、同じ苦しみと同じ喜びで共に共感する所が増える為、一体感から更に成長する傾向が見て取れます。楽しくもなります。
例えば、車を購入すると言う目標を掲げます。目的は通勤に便利である為、車通勤に変えれば時間に余裕が持てるからと目的設定をしますね。概ね手段は貯金です。ここで、もし同じ目標を持った仲間と、口座は違えど同じ手段を選んだのであれば、継続され易いと思いませんか?また、北海道に電車で行く道中、岩手までしか行かないまでも共に一緒に行ければ、その期間は楽しいと思います。物事を楽しむ為には、仲間を作る事も非常に大切です。

まとめ

目標管理で一番大切な事は、目標と目的を明確に打ち出し、まずは全ての人は解り易い様に理解を深め共感する事が大前提となります。目標と目的は、どちらかが掛けても達成する事が出来ません。また、気が付けば、手段に切り替わってしまっていると言う事も良くある話です。手段に切り替わった場合、楽しくなくなります。例え、その時は達成出来たり結果が出たとしても、それは偶然で、数回後には最悪のスパイラルに落ち込んで行きます。目標管理は明確に行いましょう。

≪概要≫成果を上げる人の特徴

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