給料が上がらない理由は業界の問題?軸ずらし転職を行わないと同じ結果が待ってます。

自己啓発
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  • 一生懸命働いているけど給料が増えないな〜。
  • このまま一生この会社で働いていていいのだろうか?
  • 転職を考えているけど、収入が下がったらどうしよう?
と仕事での悩みというのは大きいものですね。
この記事は「転職の思考法」という本から、実際の転職でも良く使われる軸ずらし転職について紹介しています。

誰でも一度は転職については考えたりするものです。

それでも、

今の環境が嫌だからとか、もっと自分に向いている仕事があるはず!

と漠然とした悩みの解決だけで転職を決めてしまうと同じ過ちを繰り返してしまいます。
転職で失敗しないための解決策として

  • 軸ずらし転職
  • 客観的に見た自分の価値
  • 年代別での自分の強みを知る
この3つを考えて見ましょう。
ひょっとしたら、今の仕事で成果が認められたり転職しなくても居場所を見つけるきっかけにもなるかもしれませんよ。

給料が上がらない理由は業界の問題?軸ずらし転職を行わないと同じ結果が待ってます。

軸ずらし転職という言葉を聞いたことがありますか?

簡単に説明すると、人事部で今働いている場合、より大きな市場規模の業界へ人事部として転職するということです。

これは何を意味するのかというと会社が成長することで賃金(給料)は上がります。
働いている会社の規模が大きかったり、これから必ず成長するという業界で働いていれば自然と賃金(給料)は上がりますね。

このような方法で転職するのを軸ずらし転職と呼ばれています。
衰退産業からの転職が多いのが特徴ですが、それでもしっかりと業界の市場価値や自分自身の資産価値が分かっていなければ結局は同じことの繰り返しにもなってしまいますよ。

軸ずらし転職を成功させるためには一度自分自身の価値を見極めて見ましょう。
これは転職エージェントを利用するときにも聞かれることもあります。

めんどくさいから転職エージェントを使うのやめようかな。。

と思うのではなくて、積極的に利用するためにも一度自分で考えて見ましょう。
そうすると、転職エージェントにも客観的にアドバイスしてもらえます。

結果としては良い出会いの転職に巡り合うと思いますよ。

自分の市場価値を考える方法

大前提で自分の市場価値がわからなければ、今の賃金が本当に高いのか低いのかさえわかりません。
厳しい言い方をすると、自分の市場価値が低いだけで会社としては給料を払い過ぎているということもあります。この状態で転職を行うと賃金(給料)は下がってしまいますね。

では、市場価値は一体何なのかを改めて考えて見ましょう。
今までは漠然と存在意義や必要性と考ていたかもしれませんが、明確な形で細分化を行って行くと

  1. 技術資産(スキルや経験)
  2. 人的資産(人脈)
  3. 業界の生産性

この3つの体積が市場価値となります。

この市場価値(マーケットバリュー)は、個人の成長だけでなく職場環境やチームとして機能させて活用する事ができれば業務生産性も上がりますよ。

「技術資産」とはどんな資産?

技術資産は、その中でも2つに分解されます。

  • 特定の職種における専門スキル(職種に直接結びつく能力)
  • 職種に関係のない経験(職種に直接結びつかない能力)

技術資産には、職種に直接結びつく能力と、直接結びつかない能力の2種類が存在します。

直接結びつく能力は、特定の職種における専門スキルでデザイナーであれば「Photoshop」を扱えたり、営業職についている方であれば提案力や企画力、各種資格取得した内容も専門的なスキルに入って来ます。

一方、職種に関係のない経験とはマネージメント能力やコミュニケーション能力ですね。
ビジネスに必要なスキルを概要欄にて説明しておきますので、こちらも見て下さい。

≪概要≫ビジネスの必要スキル5選はこちら

人的資産とは

人的資産とは、自分の為に動いてくれる人や影響力の総和となります。

簡単にいうと、実際に応援して協力してくれる人ですね。

数が多ければ良いと言う訳でもありません。一人しか動いてくれなくてもそれが経営者であれば、後の影響力から大きな総和としての力が働いて来るのではないでしょうか。これが人脈です。

自分一人で解らない時、周りに直ぐに聞ける人や仲間などの人脈はありますか?

同じ様な立場の方々が集まっていた場合、問題が解決されないと言う事もあるかもしれません。しかし、幅広い人脈を持っていれば即座に解決する問題も少なくありませんね。この人脈は非常に大切で、本来は業者に調べてもらったり数万円かかる費用やコストも、知っている人に聞けるだけで無駄な費用も発生しなかったり、より信頼関係が深まると言う相乗効果も発生して来ます。大切な事は、他社と信頼関係を築く事です。信頼関係があれば、無条件で助け合うものです。人脈とは、自分の事を信頼して動いてくれる影響力の総和です。ただ、友達が多いとか知り合いが多いと言うのとは違うので注意して下さい。

業界の生産性を知って自分自身を振り返り、正しい選択をする。

業界の生産性とは、その業界における一人当たりの利益となります。この生産性の高い業界や企業に就職する事が出来れば、収入やチャンスは増えると言う事は良く理解が出来ると思います。

イメージとしては株価をイメージして見て下さい。業績の伸びる業界・業種や企業は自然と株価も上昇して行きます。現在成長を続けている産業は「電子機器・デバイス」系ですね。一方、印刷業界は厳しさを増しております。ペーパーレスからデバイスの発達で納得頂けますよね。業界の生産性が低い業界や会社で働いても、成長や年収アップは非常に難しいです。成熟産業では、新規事業を立ち上げない限り逆転は難しいですね。

仕事とは、安泰ではなく、時代が進めば常に消えてなくなるものです。

ニッチと呼ばれ、誰もやらなかった仕事が人気を得ます。そして、人気から誰もがヤリたがるスターの時代を経て、それをルーティン化や自動化する事で収益を高める時代がやって来ます。その結果、今まで技術として活躍していた人々が職を失い消滅して行きます。
これを、仕事のライフサイクルと呼びますね。

ルーティンから消滅に向かう段階では、付加価値が必要となってきます。

生産性については、政府が推し進める「働き方改革」でたびたび目にするキーワードが「生産性の向上」です。生産性の経営指標は、企業が生み出した「付加価値(利益)」を「社員数」で割ることで求めることができます。付加価値とは、企業が取引先から仕入れた製品や提供を受けたサービスをもとに、自社の経営活動によって新たに創出した商品やサービスの貨幣的価値のことを指します。もっと簡単で具体的に言うと、生産によって新たに加えられた価値のことです。

 

生産高は売上で考えれば解り易いのではないでしょうか。売上から経費を差し引き、利益金額洗い出した数値「付加価値」を「社員数」で割ったものが労働生産性の数値となります。企業は、これを追求して行く事が必要ですね。労働生産性を上げるには、売上を上げる方法や差し引きの対象である材料費の削減、外注加工費の削減が生産性の向上に繋がると言う意味合いになります。
売上を上げる為には「売上を上げる5つの法則」を理解して置きましょう。

≪概要≫売上を上げる5つの法則はこちら

【参考】別法人企業統計調査

年代別で市場価値を上げる方法

市場価値について理解が出来たら、今後はこの市場価値を上げる方法を身に付ける事が一番大切です。
では、実際に何を強みにして行動するのがいいのかというと

  • 20代では専門性
  • 30代では経験
  • 40代では人脈

と年代別で考えて行動を取るとまとめやすくなりますよ。
専門性と経験は共に技術資産となりますが、効率を上げる為には専門性を身に付けスキルを上げ、経験を上げると言う順序が最も効率が良い方法となります。何も出来ない人に難しい仕事や新規プロジェクトをやって見るかと誰も頼まないと思います。スキルを身に付ける事で、より高度な経験をさせて貰える様になります。

一つここで、若い世代の方はこの様な戦略で価値観を上げる事が出来ると思いますが、では、30代や40代の方々はどうしたら良いのかと言う事です。私の経験では年齢を重ねてからも成長する人は

・点と点を結び線にする事に長けている

と言う事です。今までの経験やスキルは、点です。その点は高い位置にありますが、活かし切れなければ財産持ち腐れです。この今までの経験やスキルを結び、点と点を線にする事が出来れば、大きな結果として表れてきます。特に、人脈の所では大きな効果として表れますね。

この戦略は、生産性(売上)の向上と給料水準を図る上でも非常に大切な事となります。
生産性が上がれば給料水準が高くなるのは当然の事ですよね。生産性が上がらないのに給料水準が上がれば、企業はどこかで無理をする事となります。生産性が上がっても給料水準が上がらなければ、離職にも繋がります。今、自分がどの位置にいるかで、これからの行動を判断して下さい。

まとめ

今回の内容は「転職の思考法」から抜粋させて頂きました。
市場価値の重要性を理解する事が出来ますが、改めて市場価値を考えると漠然としていたものが明確になりますね。

市場価値を上げるとは、スキルを磨く事、スキルを磨く事でより高いレベルでの経験を積む事。人間関係では信頼を得る事で影響力を身に付ける事。そのすべては生産性に繋げる事。生産性とは利益を上げる事と人員に関わる箇所を減らす事となります。このすべての関連性を理解実行する事で、生き方のすべてが変わると言う事ですね。これは会社規模で考えなくても、家庭でも同じです、家庭では生産高は給料ですね。

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