スマホ料金!頭金「0円」でも結果的は安くなりません!

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スマホ料金!頭金「0円」でも結果的は安くなりません!

スマホ料金で「頭金0円」の表記は、良く見かける光景です。
この「頭金0円」という表記に、総務省から指摘が入りました。
今後、全面的に頭金0円が使えなくなります。

では、スマホ料金が安くなるのでしょうか?

結果的には、現段階では変わりません。

この頭金0円というのには、実は裏があるのです。
どこでも見かける表記ですが、スマホの頭金が何なのかを知ると良く解りますよ。

スマホの頭金

頭金ときくと、車や家などの高額は商品を購入した時に支払う金額の一部とイメージします。確かに、通常の高額商品を購入する場合は、間違いありません。

スマホの場合は、大手3大キャリアであるDOCOMO、au、Softbankの直営店と販売代理店での販売の分かれます。
直営店でスマホを購入する場合には、頭金はありませんね。
代理店でスマホを購入する場合には、頭金が発生します。

例えば、一般的な頭金のイメージだと、
機種代金が10,000円であれば、頭金は機種代金に含まれ、9,000円を分割にするイメージですね。
しかし、代理店で購入したスマホは、頭金1,000円だとすると支払総額は11,000円になります。分割だと気付いていない人も多いのですよ。

この1,000円が、販売代理店の利益となります。
では、なぜこの様なシステムを取っているのでしょうか。

販売代理店のビジネスモデル

販売代理店の収益は、

  • キャリア販売による手数料
  • 頭金と呼ばれる直接収入

この2種類しかありません。
キャリア販売による手数料は、大手キャリアからのキャッシュバックと同じですね。
しかし、ここで大きな問題があります。

  1. 新規の減少による販売手数料減少
  2. 接客時間増加による回転数の減少と人件費高騰

現在は、スマホ自体が普及しているため新規の獲得が難しいという難点があります。
乗り換えなどを薦めているのもこれが理由ですね。
更に、年配の方でもスマホを持つ時代になりました。
これが、接客時間の増加に繋がっております。色々な機能も増えて来た事で、より問い合わせの機会も触れております。
その分、説明するスタッフの人件費も高騰しております。
中には、接客費用を請求するケースも増えて来ておりますね。

サポートは大切ですから、必要な方から請求する事は大切ですね。

まとめ

スマホの頭金0円という表記自体はなくなりますが、結果としてはスマホ料金自体が安くなる訳ではありません。
名称が変更になるだけです。

金額が安くならない理由は、販売代理店の利益の部分が頭金と表記されていただけなので、結果としてはこの頭金の部分が名称変更となるだけです。
中には、現在でも頭金自体の設定は代理店が決める事が出来るので「0円」にする事は可能ですが、その分は他から徴収する形にもなりますね。

今後の流れにも注目ですよ。

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