除菌スプレー!どんな種類と使用方法で気をつける点はあるの?
最近は、どこかの施設に入る時にも、一番はじめに除菌スプレーを探してしまうという行動がよく見かけられる様にもなりましたね。
一つのエチケットとしても広がりを見せております。
マスクの着用と除菌は、今後も続いて行きます。
むしろ、今はマスクと除菌のない生活の方が、不安ではないでしょうか。
少しづつマスクや除菌剤の供給は増えて来ておりますが、
- ほしい時に無い。
- 買いに行ったけど売っていない。
- 何軒もハシゴをした。
- 購入のために並んだ。
- 結局高値でネット通販で購入した。
この様なことは、誰でも一つくらいは経験しているものです。
その中でも、除菌剤はマスクの除菌が行えれば使い捨てマスクでも数日使用することも可能になります。在庫を切らさずに持って置きたいですね。
除菌剤の種類
除菌剤には大きく分けで2種類あります。
- アルコール製品
- 次亜塩素酸
この2つがあります。よく耳にする言葉ですね。
では、この2つの特徴はなんなのでしょうか。

用途と成分から見て行きましょう。
少し難しい言葉でも言うと消毒と除菌との違いにも大きく関係があります。
一般的に、
- 消毒とは、菌を極力死滅させること
- 除菌とは、極力、菌を減らすこと
を意味します。消毒という言葉は、国が定めた規制も厳しく「医薬部外品」に分類されます。一方で、除菌は「雑貨」となります。
それだけ信用度も違って来ます。
アルコール製品
用途:手指・皮膚に使用
成分:エタノール80%、リン酸入
が主流となります。現在、最も入手が難しくなっておりますね。
エタノール自体の入手は更に困難です。エタノールの濃度は80%とありますが、先日実験で濃度を薄めた場合のコロナウイルス不活化試験では、1分での試験では50%以上は必要とのことです。あまり薄め過ぎるのも効果がなくなってしまいますよ。
手につける時、乾いた手で使用しましょう。濡れた手で使用すると濃度が下がってしまいますので注意しましょう。
次亜塩素酸系消毒液
次亜塩素系は、まだ入手できる製品となります。
用途:室内全体・衣類・家具
成分:食塩を電気分解して作られたもの。食品添加物ではありません。
次亜塩素酸はノロウイルスの対策にもなることで有名ですね。
コロナウイルスでも有効と言われております。代用としては効果も高いと感じます。
マスクなどの除菌にも、次亜塩素酸タイプのものを使用する方がいいですね。
結論、効果の程は解らないというのが答えですね。空中散布は、濃度がかなり濃いものでなければ効果はありません。やらないよりはと言う言葉通りとなりますが、大きく期待が持てるとも考えられ難く、不安な面もあるのが実情です。
まとめ
除菌液には、2種類のタイプがあります。
- アルコールタイプ
- 次亜塩素酸タイプ
の2つですね。
アルコールタイプは、手や指などの除菌に適しております。
次亜塩素酸は、室内やモノの除菌に優れております。
どちらも濃度が下がってしまうと効果がなくなってしまうため、濡れた手で使用したりすることは避けましょう。