平均年収の推移が下がっております。2021年に向けての予測と準備!
年末のこの時期は、国税庁から民間給与実態調査が発表されます。
今年発表されているのは、令和元年分ですね。

令和元年ということは、昨年の分です。
な〜んだ。昨年の分かと思われている方も多く見えられるかもしれませんが、
令和元年の結果を見て、
- 令和2年の本年分も予測が付く。
- 来年、どうしたら良いのかを切り替える事が出来る。
この様なメリットがあります。
コロナワクチンが出来てきたとは言っても、まだまだ世界的な不況は続きます。
オリンピックの開催も、11月に入る前までは中止説も沢山出ておりました。
現在では、ワクチンの普及に合わせて参加可能な国や選手だけでもと変化もある様です。
オリンピックは平和の祭典ですから、オリンピックから感染が拡大ということは考えられないですね。
GOTO トラベルなんて問題にならないレベルです。
平均年収の推移
令和元年の平均年収は、436万円となります。

この平均年収は、前年比では1.0%減です。前年は441万円でしたね。
内訳としては、
女性が296万円(前年比0.8%増)
となっております。
さらに、
非正規社員175万円(前年比2.5%減)
となっております。
この傾向からも凄く良くわかるのは、
- 男女平等と言いながらも平等ではない。
- 男性は益々厳しくなる。(女性の活躍?共働きが大きい?)
- 非正規は特にこれからも厳しい?
この様なことは予測できますね。
来年のこの時期には、本年である令和2年分が発表されます。
来年気づくのと、今から事実を知って予測できる範囲で行動するのでは大きな違いが出ますよ。
今からしっかりと準備をして行動しましょう。
平均年収が上がらない理由!働き方改革はどこに行った?
先程の推移から、正規社員の年収は変わっておりません。
一方で、平均年収自体は下がっておりますね。
このことからも、平均年収が上がらない理由は

非正規社員の年収が低すぎる
この一言がすべてです。
現在の日本では、
非正規社員は1,215万人
いると言われております。
実に、非正規社員は3人に一人が非正規社員なのですよ。
これが、日本の年収が上がらない理由の大きなポイントにもなっています。
働き方改革と言っても、積極的に行っている会社とそうでない会社は大きく分かれております。
コロナショックで、こちらも曖昧になっている印象ですね。
来年はどうなるのかを予測する。
令和元年で好調だった業種にホテル業があります。
例年、ホテル業や電気ガス水道などの光熱費を取り扱う業種は好調でした。
好調な業種というのは基本的には給料水準も高いですね。
そのホテル業は、本年壊滅的な状況となっております。
更に、年収ベースで考えると賞与は来年の方が厳しくなります。
このことから予測されることは
- 年収は更に下がる。
- 消費が落ち込む
- 非正規が増える。
悪循環は進んで行きますね。
時に非正規が増える理由は、正規社員の個人事業主契約という言葉が出てきておりましたが、
正規社員は給料も減っておりません。企業側は、減らすことができないという事実もあるのでしょう。
そうなると、非正規へ切り替えたり個人事業主契約は進むことも予測されます。
能力のある方に取っては問題がないと思いますが、
年功序列では厳しいものがありますね。
まとめ
国税庁から、本年度の給与実態調査が発表となりました。
結果は、1.0%の下落となっております。
しかしこれは、令和元年の昨年分となりますね。本年は更に厳しいでしょう。
その結果から来年の令和3年は、
- 更に年収は下がる。
- 消費は落ち込む。
- 非正規が増える。
この3つは回避することも難しいと予測します。
これからの時代は収入源を増やすことが最も大切なことですね。