カルダノのMary(メアリー)アップデート間近!内容を解説!
カルダノが時価総額でも第三位と急上昇を見せております。
カルダノが急上昇を見せている理由には、Mary(メアリー)アップデートを控えていることが一番の要因ではないでしょうか。
暗号資産の世界でも多くの人気通貨が、次々とアップデートを発表しております。
関心の高さから、利用される方が増えたことも要因の一つですね。
これからも、競って暗号資産の世界でも技術の競争は更に進んで行きそうです。
今回のMary(メアリー)アップデートも、概要を抑えておくことは大切ですよ。
- Mary(メアリー)アップデート内容。
- カルダノが優位である理由
- 注目されている手数料の仕組みbabel(バベル)の重要性
この3つを軸に解説します。
これからの暗号資産での技術進歩にも参考になると思いますよ。
Mary(メアリー)アップデートの内容と優位性
今回のカルダノでのMary(メアリー)アップデートでは、

ネイティブマルチアセットの実装がメインになります。

ネイティブマルチアセットとはどういうもの
と疑問に思う方も多く見えられると思いますが、
簡単にいうとカルダノのプラットフォーム内で、ある資産を自由にトークン化して発行出来るということです。
例えば、ギフトカードや芸術商品、スポーツくじやゲームのコレクションなど、自由にカルダノ内で資産としてトークンを発行することが可能になります。
これは、イーサリアムのプラットホームで既にある仕組みですが、イーサリアムはスマートコントラクトを利用してトークンを発行しているため、契約であるトランザクションが複雑になってしまいます。
その分、
- 取引に時間が掛かる。
- 手数料が高くなる。
この様な問題が大きくなっておりましたが、カルダノのMary(メアリー)アップデートによるトークン発行では、カルダノ台帳のみでの発行となるため、時間や手数料の手間が少なくなっております。
さらに、カルダノ上ではADAと同様に扱うことが出来るのも特徴の一つです。
注目されている手数料の仕組みbabel(バベル)の重要性
注目されている理由の一つに手数料のbabel(バベル)システムがあります。
このbabel(バベル)システムと言うのは、手数料を自分の持っている通貨に返還して取扱をしてくれると言うことです。
例えば、
本来の手数料では、
新しくAというトークンを作り、Aと言う通貨を送金しようとした場合は、本来はADAで手数料を支払うことになります。イーサリアム内でアプリを使おうとした場合には、ETH(イーサ)が必要になるのと同じですね。
しかし、babel(バベル)システムでは、そのままAと言うトークンしか持っていなくても、AのトークンでADAに自動変換をして手数料を支払うことが可能になります。
この技術が進むとどうなるのかと言うと、今後中央銀行から発行されるデジタル通貨に対してトークンが発行されれば、他のトークンを持っていなくても、カルダノ内では送金をすることが可能になると言うことですね。
日本で出来るデジタル通貨をXとしましょう。
Xに対して、Yというトークンが発行されたとします。
Xと言うデジタル通貨しか持っていなくても、カルダノのプラットホームを使えばbabel(バベル)シムテムでYと言うトークンを送ることも出来ますし、Yを通じてADAへの価値と紐付いているため、直接Xのデジタル通貨を送金することも可能になります。
デジタル通貨しか持つことを許されていない国に対しても、気軽にプラットフォームを利用してもらえると言うメリットもありますね。