IPFSを解説!時代を読み解くことが大切です。

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IPFSを解説!時代を読み解くことが大切です。

IPFSという言葉は、最近良く耳にする様になりました。
ではこのIPFSとは一体なんなのでしょうか。

WEBの時代変化と歴史、更に未来の事を知ると理解は深まりますよ。

この記事では、

  • WEBの歴史
  • IPFSを紹介
  • ファイルコインの説明。

この3つを軸に説明します。
WEBが進化してきた時代と、現在のブロックチェーン技術が次世代の通信にも繋がっています。
これからも楽しみですね。

WEBの歴史

WEBには3段階の歴史があります。
現在でも主流となっているHTTPの歴史です。

WEBが大きく普及し始めたのは1995年頃ですね。Windows95で一生懸命WEBを使っていたのが懐かしい時代です。

この頃は、コンテンツ閲覧の時代で、色々と調べ物を行った事もあるのではないでしょうか

この時のシステムとしては、

ブログで例えると、

自分で記事を記載してサーバーに保存。
それをGoogleにINDEXしてもらい、検索エンジンで表示してもらうという時代です。

まさに、コンテンツを用意したなら見て貰えた時代ですね。

この時がWEB1.0の時代と言われております。

そこから、SNSを通じて、自分からコンテンツを発信する時代に移り変わります。
FacebookやYou Tubeでの動画配信も同様ですね。

ユーザーが情報を発信することで、相手との関係を構築したり、それが信頼性ともなり選ばれたコンテンツの時代となったのがWEB2.0の時代です。2005年頃からが始まりです。

そして、現在はWEB3.0の時代に入りました。時期としては2017年頃が始まりと言われております。

ブロックチェーンでビットコインも急成長し出した時期となりますね。
この時期になると、スマートコントラストなど、ブロックチェーンによる契約という概念が根付いて来ております。

今までは紙ベースでの契約となりましたが、WEB上で契約も出来る様になりました。
これがWEB3.0であるブロックチェーン技術の特徴です。

このブロックチェーン技術は、情報だけでなく技術もユーザー間でやり取りが可能になるという大きなメリットがあります。

WEB1.0の時代は、情報がほしい場合は検索エンジンで調べる(ググる)ことで情報を得ておりましたが、WEB3.0の時代では、情報だけでなく、更に契約も実施することが可能になったというのが大きな特徴です。

この結果、IPFSと共に、ファイルコインという概念も進んで行ったのですよ。

IPFSの紹介

IPFS(InterPlanetary File System)とは、P2Pネットワーク上で動作するハイパーメディアプロトコルとその実装です。

簡単に言うと、P2P通信はユーザー間での通信や契約ですね。
ブロックチェーンを介したユーザー間での通信や契約をIPFSと考えて貰えれば簡単に理解する事が出来ると思います。

今までは、HTTPと呼ばれ、中央集権型で一箇所にデータを集めてインターネットも管理を行っておりました。
検索エンジンで調べていたり、サーバーが設置されていることで検索エンジンの会社が情報を得たり権力を持ったり、更にはサーバーが攻撃されてしまうと接続が出来ないなどのトラブルもありました。

IPFSは、サーバーで管理されているのと違い、お互いの空いたストレージを共有することでデーターを保存し合う仕組みでネットワークを可能にした技術です。

IPFSの強みは、空いたサーバーを共有することで、セキュリティー自体も高めている訳ですが、一方でデメリットもあります。

デメリットは、貸し出しているサーバーを、途中で取扱を止めてしまったり、管理を怠るとデータ自体が無くなってしまう可能性があるという事です。

これを避けるために、サーバーの管理を行ってくださいという契約を作るプロジェクトがファイルコインなんですよ。

管理費としての手数料や報酬は、サーバーの管理を行ってもらうためにあるのですね。

ファイルコインの説明。

ファイルコインは、簡単に言うと、余ったストレイジ(記憶装置)を貸すと言うことです。
例えば、携帯電話のストレージを全て使用している方と言うのは少ないのではないでしょうか。

いくらか空いていると言う方も多いと思います。
その空き容量を、自由に使って貰っていいですよ。
というのがファイルコインの仕組みです。

  • 空いた領域を自由に使ってもらう。
  • 貸す変わりに、コインとして報酬を貰う。

この仕組がファイルコインです。

しかも、ストレージを公開していることでGoogleのINDEXと同じ様な機能も果たすことができるとなれば、メリットも大きいですね。

この様な形で、ファイルコインを通じて、ストレージを繋ぐことで情報をブロックチェーンを介して共有。情報と共に契約も可能にすると言うのがWEB3.0の考え方です。

この技術の進歩により、IPFSの技術はドンドン進んで行きますよ。

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